がんちゃん岩田剛典 もう1つの“天職”発見で転職しても大丈夫!?女性に惹かれるポイントは「目」?

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映画『Vision』完成披露イベントが開催!

 “がんちゃん”の愛称で親しまれている『三代目 J Soul Brothers』『EXILE』の岩田剛典、俳優・永瀬正敏、夏木マリ、森山未來、美波が17日、東京・新宿ピカデリーで映画『Vision』(監督:河瀬直美/配給:LDH PICTURES)完成披露イベントを河瀬監督とともに開いた。

 『あん』、『光』といった人の心を鋭く打つ作品を世に送り出し続けている河瀬監督最新作で、フランスの名女優ジュリエット・ビノシュと永瀬をW主演に迎えている。物語は謎の草“ヴィジョン”を求めるフランスの女性エッセイスト・ジャンヌ(ビノシュ)が、日本の春日大社を訪れ智(永瀬)と出会う。その後、2人は深い交流をするも1度別れ、再び吉野で出会うことになるのだが……。

 河瀬監督は客席を見回しながら、若い女性が多いということで「私の作品を観て頂ける、シニア層がいないんですよ。どういう反応をするのか楽しみです」と期待を寄せると、永瀬は「元凶がいますから(笑)」と、岩田を見ながら茶々を入れ、岩田は「楽しみです」と、ひたすら苦笑い。

 そんな岩田がイジられる場面もあったが、作品を観た感想へ、「本当に初号試写を観て感動しまして、観ている方が森のなかにいるような神秘的な美しい映画になっています」と、感想を口にし、作品の撮影中のエピソードへは、「この役柄は山守りのなかでも特殊伐採……特殊な伐採を生業にしているんです」というと河瀬監督監督から「そのまんまやないかい!(笑)」と、ツッコミが入ることも。しかし、その特殊伐採へ岩田は「この作品までにロープ1本で登って枝を斬り落とすという特殊伐採だったんですけど、吹き替えを使わずやりたいと思って。それで、奈良で数日間練習したんです。それで、1日、2日で慣れてきて意外と向いているのかなって、転職するなら山守りかなって」と、もう1つの“天職”を見つけたようでもあった。

 一方、森山は、わずか3日間の撮影ながら、「そこに没入していく感覚と、河瀬さんが現場を巻き込んでいく呪術師のような感じが良かったですね。3日間ですけど催眠術にかけられたような感じで、帰りに俺は幻覚を見たんじゃないかって思って」と、まさに狐につままれたようような感覚にも陥ったまま撮影になったそうだ。

 作品にかけて人生でもう一度会いたい大切な人はいないかという質問も飛んだが、森山は曽祖父を上げ「洒脱な人だったらしくてパッと思いました」といえば岩田は「かぶっちゃいますけど、僕もおじいちゃんで、僕が生まれたときに亡くなっていて、おじいちゃんに会ってみたいというのは変わらない夢ですね」と言っていたが、その人となりを司会がそれとなく尋ねると、「いや、会ったことないから分からないですけどね(苦笑)」とのことだった。

 続けて河瀬監督が、本作のヒロインであるジャンヌに役柄として惹かれた理由を男性キャスト陣に質問。森山はキャラクター性を挙げ、永瀬は「いろんなものをかかえている役なので最初から寄り添ってくれた心と思います」と、しみじみ。岩田はといえば、「現場でもジュリエットさんと話していたんですけど、シーンの中で目が合うと、何とは表現し難いですけど、初めて会った気がしない感覚がしたんです。ジュリエットさんからもそういう連絡をもらっって、鈴役を生きていたので、そういう感覚がないので。だから、目に惹かれた感じですね」と、振り返っていると、河瀬監督が「それがその人自身の好きなところかもしれませんよ」と、心理テストの答え合わせのようなドッキリコメントも飛び出し、3人を驚かせる一幕もあった。

 映画『Vision』は6月8日より全国ロードショー!

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