アイドルグループ『なにわ男子』長尾謙杜、當真あみ、安田顕、ディーン・フジオカ、横尾初喜監督が3月4日に東京・丸の内ピカデリーで映画『おいしくて泣くとき』(監督:横尾初喜/配給:松竹)完成披露試写会を開催した。
小説家・森沢明夫氏の同名作が原作。幼いころに母親を亡くした心也(長尾)と、家に居場所がない夕花(當真)。同級生の2人はひょんなことから「ひま部」を結成、孤独だった2人が互いに距離を縮めていく。しかし、ある事件をきっかけに夕花は姿を消してしまう。行き場のない想いを抱えたまま、交わした約束を胸に彼女を待つ心也。突然の別れから30年、彼女の秘密が明かされ……。
15歳の心也と夕花を演じた長尾と當真。お互いの印象の話題となり長尾は當真へ「精神年齢も高いし、しっかりされていて」と感じ入ったそう。
続けて心也のお父さんを演じた安田は、15歳の心也を長尾、その30年後の心也をディーンが演じているということで「僕は長尾さんとディーンさんのお父さんです」と、お茶目なコメントをして笑いを誘う。そんな安田について長尾は、「お会いするまで、TVなどの画面越しにとか、カメラ屋さん(カメラのキタムラ)の広告で見させて頂いてたんです。それで、少し怖い印象だったんですが、いざ会ってみるとすごい優しい方で温かい方だなって」とコメントを寄せたところ安田は「そのカメラ屋さんはカメラの買取もして中古も扱ってますので」と、宣伝しだし長尾も乗っかって「記者さんたちでも、いらなくなったカメラがあれば」と、宣伝のお手伝い(?)をして場を盛り上げた。
そんな安田と長尾が話が続いていくなか、ディーンがいきなり安田が「ベッドの中で優しかったです」と爆弾発言!?をしだす。これに安田は「たしかに否定できませんけど」といい、まさかの展開に。このことへ、安田は詳細に説明をはじめ、かつて雑誌の連載でディーンとともにパジャマトークをしてそれで一緒に寝るような写真を撮影したというのが真相のようだった。
イベント内では、映画タイトルにちなみ「○○で泣くとき」を披露することに。ディーンは「日本語のボイスメッセージで泣いた!」としていたが、これは普段は日本語を使う環境にいない娘からの日本語での「大好き」というセリフに思わず涙したとしみじみ。安田は廃校になってしまったかつての学び舎に訪れた際に、体育館にあった校歌を歌ってみて「歌詞をみて歌ってみたら泣けてきたんです」と、感傷的になったそう。當真はといえば『SNSに出てくる動物の動画』に感動することが多いそうで、自身は「飼ってないのに泣いちゃって」と、照れ笑いしながら話していた。
映画『おいしくて泣くとき』は4月4日より全国公開予定!
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ