アイドルグループ『KEY TO LIT』佐々木大光主演のLEGEND STAGE PRODUCE『ダッドシューズ 2025』(脚本・演出:米山和仁)が3月8日よりヒューリックホール東京で上演中だ。
『ダッドシューズ』は、レジェンドステージの代表を務める黒谷通生による監修・総監督のもと、劇団ホチキスの主宰を務める米山和仁が脚本・演出を手掛け、2023年に初演された作品。現代の“きっとどこにでもある街”を舞台に“ダッドシューズ”と呼ばれる古臭いデザインのシューズをたまたま手に入れた主人公の若木翔(佐々木)と、そのシューズに魂を宿すダンサー・マルとのバディストーリーを軸に物語が展開している。音楽はMeteor Lab Produced by miyake(mihimaru GT)が担当、振り付けはJUN氏による振り付けとなる。
佐々木からは開幕の際に「この作品はダンスパフォーマンスを軸に、挫折と葛藤に苦しみながらも夢を追いかける若者たちを色濃く描いた物語となっています。そして『世界中のみんなを幸せにする』という若木の夢は、少なからず僕の活動に対する思いにも重なる部分があります。だからこそ再びダンスと向き合う若木の強さを僕なりに全力で表現したいと思っています」と、意気込みを。
さらに、佐々木としては、「僕自身が新たな一歩を踏み出している中、これまで培ってきた経験そしてダンススキルを活かしながら、パワフルなステージをお届けしたいと思っています!」と、自身と演じる若木を重ねたコメントや、「会場まで足を運んでいただくみなさまには、少しでも熱い何かを感じていただき、明日への活力になれば嬉しいです。応援のほど、なにとぞよろしくお願いいたします」と、メッセージを寄せている。
LEGEND STAGE PRODUCE『ダッドシューズ 2025』東京公演は3月8日から3月17日までヒューリックホール東京にて、大阪公演は3月22日と3月23日にCOOL JAPAN PARK OSAKA WW ホールにて上演予定!
【あらすじ】
“若木翔”は、ダンスチーム「インビジブル」の一員として、日々練習に励むダンサー。
だがある日、若木はチームとの一件からダンサーを辞めようと、愛用のシューズを公園のゴミ箱に捨ててしまう。
しかし、ストリートミュージシャン“姫川舞美”の歌を聴き、もう一度挑戦しようと奮起。
シューズを取りに帰るも、すでにシューズは撤去されていた…。途方にくれ、ダイナーで飲み明かす若木。
見かねたダイナーのマスター“飯島史奈”は、店に長い間忘れられた1足のシューズを渡す。
それは、ちょっとダサいシューズ…『ダッドシューズ』だった。
背に腹は代えられないと、“父親が休日に履くようなデザイン”の“ダッドシューズ”を履き、練習する若木。
すると、どこからかダンスのアドバイスを送る声が…声の先には“マル”と名乗る男がいた。
疎ましがる若木に、マルは「ダンスがうまくなる魔法をかけてやる」といい、指を鳴らした。
騙されたと思いながらも若木がステップを踏むと―自由に体が動くのだった!
喜ぶ若木は、再びダンスに向き合い始める。だが、それもつかの間…
マルは若木に告げる。「俺はこの靴に宿ってるから、この靴を履き続けている以上、俺はお前のそばに出てくるぜ」
こうして、若木とマルの奇妙な生活が始まる。
■配役
◯若木翔/佐々木大光
この物語の主人公。日本一のダンサーを目指す。
ダンスチーム「インビジブル」の一員。
◯マル/後藤健流
若木が手に入れたシューズに宿るとされる幽霊(?)
若木にダンスのほか、いろいろな指導をする。
◯姫川舞美/竹内夢
この物語のヒロイン。歌手を目指し若木の練習場所
(ビルの鏡前)近くのストリートで歌を歌い続けている
◯新田誠二/バーンズ勇気
ダンスチーム「インビジブル」のリーダー。
誰にでも優しい。
◯TAKU/帯金遼太
インビジブルをライバル視しているダンスチーム「エンケラドス」のリーダー。
新田と昔仲がよかった。
◯井澤那由多/一条俊輝
ダンスチーム「インビジブル」の実力者。
自信家で若木に張り合う。
◯徳井才加/宮原理子
ダンスチーム「エンケラドス」の新人。
◯マゼンダ/武藤晃子
ダンスチーム「エンケラドス」のメンバー。
何かと若木に絡むが…。本名は山下花子。
◯新田優香/長谷川愛
ダンスチーム「インビジブル」のメンバー。
新田誠二の妹。
◯片倉充/瀬下尚人
音楽プロデューサー。しかし実態は…。
◯飯島史奈/悠未ひろ
インビジブルが通うダイナーのオーナー。
昔ダンサーをやっていた。