“フレッシュレモンになりたいの~”のフレーズで親しまれている元『NMB48』の市川美織(24)が19日、東京・福家書店新宿サブナード店でフォトブック『なりたいの、わたし。』(ぶんか社)出版記念握手会を開いた。
初のフォトブックへ「とにかく『嬉しい!』というか、私の思っていた以上の満足度だったので良かったです」と、ガッチリ手応えを感じているそうで、「私のすべてを詰めたいと思っていて、私のいまの名刺代わりになるような本になればいいなって思っていたんです。過去だったり今だったり、活動のすべてをいっぱい記録したという感じです」と、内容を。
お気に入りに選んだカットは、「この中で1番セクシーなカットなんです」という市川。「私のトレードマークだったツインテールも復活させたいなと思って、それを写真に撮りたいと思って。いまショートカットなんですが、それで寂しいなと思っている方も、読んだら昔の私に会えるというか」と、新旧ファンを考えた末にチョイスしたそうだ。
本のタイトルはいろいろ候補が挙がったもののしっくり来るものがなかったらしく、「“合法ロリみおりん”とか、そういうのばっかりで、それだと手に取りづらいなって思ったんです(苦笑)。それに、フレッシュレモンになりたいのからつけたいなって思って、そのあたりを絡めたいなと思って。私のなりたいものになれればと思ったので、この中に込めようと思ってつけました」というところで落ち着いた裏話も。
撮影で苦労した部分へは、手だけで出演するモデル、いわゆる“手タレ”のような撮影もしたのだとか。「自分の体の部位で自信があるのが手で、『手が大人』ってよく言われるので、生かして何かできないかなって」という思いからだったようだが、「それで手タレさんのように手だけの写真を撮ったら結構大変で、自分の顔が映っていないけど撮り直しも多くて」と、挑戦もあったようだった。
また、5月1日に『NMB48』を卒業して約3週間経つが、「のんびりと過ごしています」というものの、「ほかのメンバーの行動とかを見ていると私本当に辞めちゃったんだなって」と、少し寂しげ。
今後の活動へは、「1番は表現者になりたくて」という市川は、「これからはパフォーマンスだけじゃなくて、女優さんであるとか写真に写っている自分とか、言葉だけじゃなく、自分の限界の表現力をいろんなところで追求できればと思っています」と、範囲を広げていきたいそう。
では、女優として演じたい役はないかと尋ねると、「私はミステリーものが好きなので犯罪者じゃないですけど、逮捕される側とか、探偵の助手とかの役をやりたいなって」と、希望を挙げたり、「グループでなかなかできなかった活動をやっていきたいですし、これからもっとレモンに携わるお仕事をできたらいいなと思いますし、レモンのCMを待っています(笑)。レモンサワーのCMもできるかなって」ともアピール。ただし、「この本の中でもレモンサワーを飲んでいて、2杯で酔っちゃいまして、その後大変だったんです。タクシーで帰って。だいぶレモンを吐き出してしまいました(苦笑)」と、突然の告白に報道陣を沸かせていた。
出来へ「レモン120点ですかね」と、自信を見せたり、表紙の顔が大きかったため、「意外と大きいなとは思うので、これはイメージですと書いておいてほしいです(笑)。でも満足の表紙ですよ」などオススメしていたフォトブック『なりたいの、わたし。』は1296円(税別)で好評発売中!