アイドルグループ『FRUITS ZIPPER』の鎮西寿々歌、櫻井優衣、仲川瑠夏、真中まな、松本かれん、早瀬ノエルが3月20日に東京・丸の内TOEIで『映画おしりたんてい スター・アンド・ムーン』(監督:芝田浩樹/配給:東映)初日舞台あいさつに芝田浩樹監督、谷上香子プロデューサーとともに登壇した。
トロル原作でアプリや絵本、読み物、アニメ化などさまざまにメディアミックスされている『おしりたんてい』。そんな映画化第3弾となる。『FRUITS ZIPPER』はシリーズ初の主題歌『KawaiiってMagic』を担当。さらに本編にも声優として参加している。なお、この日、メンバーの月足天音は欠席となった。
開演時間となる探偵服衣装のメンバーたちが登場するとさっそく、『KawaiiってMagic』のダンスを初の観客たちの前で生披露しさっそく盛り上げる。自己紹介をした後には楽曲『NEW KAWAII』、『フルーツバスケット』、『わたしの一番かわいいところ』の3曲をパフォーマンス。『NEW KAWAII』では、途中に入るセリフを“おしりたんてい仕様”にして、作品により寄り添う姿を見せていた。
その後あらためてトークショーへ。ライブ後に1度舞台袖に戻ってから再登場となったが、ここで真中が痛恨のマイク持たずに登場してしまうハプニングが。これに真中も“うわー”といった表情を浮かべ、松本、鎮西も驚いていたが、スタッフがこの事態に気づき事なきを得る様子が。
そんな真中だったが、今回のイベントへ「初披露を映画館でするというのも初めてでしたけど、みなさんのペンライトとかが心の支えになってます」と、応援をパワーに変えることができたと感謝。
松本は「私は舞台あいさつが初めてで……みんなはじめてか(笑)」とちょっぴり抜けたコメントで笑いを誘った。
仲川はこの日の衣装へ「ジャケットを着るのが初めてなんです。中はシャツを着ていると思われるかもしれませんが、ノースリーブなんです。ちょっとセクシーです」と、ニコッと笑みを浮かべたり、真中も「帽子だったり大きなリボンだったりで、これまでの衣装とはまた違っていると思います」と、大きくアピールしていた。
そして作品の見どころとして、真中から「アイドルをテーマにしているので、はっと気付かされる部分もありました。アイドルをしている方にもという作品です!」とアピールするとともに、個人的には「おしりたんていのダンスでお尻が揺れているところが可愛くて!」と、ニコニコ。
一方芝田監督は『FRUITS ZIPPER』の声優出演で「予想以上に可愛らしくしてくれました」と、作品に華を添えたと話せば谷上プロデューサーからは「監督のリテイクにも全力で答えてくれていて、そんな真摯な姿勢が出ていると思います」と、裏話を披露していた。
イベント終盤には観客たちをバックにしたバックフォトセッションを開催。特効も入るなど、華やかな初日を迎えていた。
『映画おしりたんてい スター・アンド・ムーン』は公開中!
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ