アイドルグループ『WEST.』濵田崇裕が6月30日より東京グローブ座で上演予定の舞台『歌喜劇/~蘇る市場三郎 冥土の恋~』(演出:河原雅彦)を主演することが3月23日に発表となった。
劇作家・演出家・俳優としても活躍するマルチな福田転球脚本、河原雅彦氏演出で濵田主演した『市場三郎』シリーズの新作作品。初演は2016年『歌喜劇/市場三郎~温泉宿
の恋』、2作目は2018年に続編『歌喜劇/市場三郎~グアムの恋』が上演されたが、7年のときを経て、『市場三郎』3作目の上演となる。2018年の上演の際には、3回目もやりたいと話していた福田×河原氏×濵田の願いが結実し、今度は冥土(?)を舞台に笑いあり、感動あり、アカペラありと舞台ならではの魅力が詰まった作品が展開される。
濵田は天然で頑張っても空回り、だけど困った人を見過ごせない情に厚くまじめな男で福田が愛情たっぷりに濵田にあて書きした市場三郎を7年ぶりに演じる。
共演には、朝月希和、笠松はる、大堀こういち、玉置孝匡、髙木稟、前田悟、山岸門人、シューレスジョー、松之木天辺がキャスティングされている。
今回の発表にあわせ福田、河原氏、濵田からそれぞれコメントが寄せられた。
●福田転球
初演が温泉宿の恋2016年。第二弾グアムの恋が2018年。7年振りに帰って来ました「市場三郎」。今回も脚本を担当させていただきます。濵田崇裕演じる市場三郎が寅さんのようにシリーズ化したらいいなあと思っていたので第三弾が出来るなんて夢のようです。この市場三郎シリーズは‘歌喜劇’と謳っております故、歌う喜劇です。したがって歌いますよ。とにかくミュージカル並に歌いますよ。役者の興が乗ったら歌いますよ。全てアカペラで歌いますよ。で、このシリーズは旅先で恋をするのがお決まりです。まさに寅さんです。さあ今度こそ三郎の恋が成就するのか?ファンタジー感満載、歌って踊って大立回りの大暴れ!少し頼もしくなった不死身の男、市場三郎に出会えるはず。
この世知辛い世の中で『市場三郎』初体験の方も難解なお話では決してありませんから大いに笑いに劇場に来て下さい!
●河原雅彦氏
気がつけば三郎に7年も会っていないなんて。。。
唯一無二のアカペラ人情歌喜劇がとうとう帰ってくる!しかも新たな恋の舞台は、現世を超えてまさかの地獄巡り!!
新たなヒロインを迎え、あれから7歳老けたいつものメンバーでいつも以上に体にムチ打ち賑やかにお送りいたします。
どうぞお楽しみに。
●濵田崇裕
舞台『歌喜劇/~蘇る市場三郎 冥土の恋~』。3作目となりますがこれまでの公演を観てくださった方も、初めてご覧になる方も、しっかり楽しんでいただけるコメディです。
この作品はミュージカルではなく歌喜劇というジャンルで、アカペラで歌い、お話は僕の大好きなクスッと笑えるようなくだらないこともたくさんやります。
ぜひ皆さんに気軽に楽しんでいただきたいです。劇場でお待ちしてます。
舞台『歌喜劇/~蘇る市場三郎 冥土の恋~』東京公演は6月30日から7月27日まで東京グローブ座にて、京都公演は8月1日から8月10日まで京都劇場にて上演予定!
■あらすじ
毎度毎度恋に破れ、つかみかけた幸せを逃し続けている市場三郎。
相変わらず厳しい環境の三田運送会社で働いている。
7年ぶりの慰安旅行、行先は京都大阪関西ツアー。
行く先々で実らぬ恋を経験してきたが、早速京都では懲りずに舞妓はんに声をかけたり。
そして三郎は精進料理を食べに訪れた「青福寺」で美しい僧侶・青蓮と出会う。
良い雰囲気になるものの、次の観光地へ行くため名残惜しそうに別れる二人。
次に訪れたのは大阪・通天閣。
そしてうっかりが過ぎる事故のため、三郎がたどり着いたのは「あの世・黄泉の国」。
するとそこにはあの美しい僧侶・青蓮もいて……。
温泉宿、グアムと続き、今回の舞台は冥土!?
今度こそ、三郎の恋は実るのか……!