古川慎 内田雄馬にお前味方だよな?斉藤壮馬、高橋李依、八代拓らとAJ「るろうに剣心」ステージ

古川慎 内田雄馬にお前味方だよな?斉藤壮馬、高橋李依、八代拓らとAJ「るろうに剣心」ステージ3

 TVアニメ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」AnimeJapan 2025 スペシャルステージが3月22日に東京ビッグサイトで開催のAnimeJapan 2025内REDステージで開催され東京ビッグサイト AnimeJapan 2025会場 REDステージで開催され緋村剣心役の斉藤壮馬、神谷薫役の高橋李依、相楽左之助役の八代拓、四乃森蒼紫役の内田雄馬、斎藤一役の日野聡、志々雄真実役の古川慎が登壇した。

 全世界シリーズ累計発行部数7200万部超の『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』。1996年に初のTVアニメ化されていたが、キャスト陣を一新して2023年7月から2クールで第1期、2024年10月から2クールで第2期が放送され人気を博している。

 以下、公式レポート部分。

 3月20日に第二期の最終回を迎えたばかりの本作。

 第二期の反響について問われると、斉藤は「こうして『京都動乱』という一つの旅をみなさんに無事お届けできたことが本当に嬉しいなと思います。大好きなシーンがいっぱいあるんですけれど、薫殿が最後に『みんなで一緒に東京に帰ろうね』と言うところが、最終話の演出も相まって本当に思い出すだけでウルッときてしまうというか。本当に素敵でした」と感慨深げに語り、それを受けて高橋は「ここ(第二期の最終話)のシーンを演じるために、第一期の終わりはあの気持ちだったんだなと、言えてよかったと思いました」と想いを語りました。

 剣心の宿敵・志々雄真実を演じた古川も「志々雄一派は十本刀を披露させていただいて。あとは原作を読んでいた者からすると、煉獄がしっかりバトルフィールドとして機能したオリジナル展開が、台本を読んでいても演じていても非常に面白かったです。そこで繰り広げられるのが剣心と蒼紫の戦いというのも、すごく燃えるものがありましたよね」と語りました。

 ここで、『るろうに剣心 最強決定戦!』へ。

 斉藤、八代、日野の「剣心組」と、内田、古川の「志々雄一派」に分かれ、各陣営が本作の名シーンを紹介しながら、どちらが最強かを競います。

古川慎 内田雄馬にお前味方だよな?斉藤壮馬、高橋李依、八代拓らとAJ「るろうに剣心」ステージ2

 まずは日野が、第四十一話「もう一つの目的」から、署長室で、修羅場を潜り抜けてきた剣心と斎藤が共に思考を巡らせて志々雄一派の策略を見抜き、そこへ友のため、仲間のため、自分のためにという熱い思いで駆け付けた左之助のシーンを紹介し、剣心一派の絆と魅力を熱く語りました。

 続いて志々雄一派の内田が、第四十四話・四十五話「京都大火」から、剣心と蒼紫が煉獄で激突するシーンをセレクト。内田が「志々雄なんてどうでもいい!御庭番衆こそ最強!煉獄の戦い、四乃森蒼紫はまだ本気をだしていない。ここからが俺の見せ場だ!」と熱く語ると、古川がお前味方だよな?と突っ込み、会場を笑わせました。

 そして八代も同エピソードから剣心と斎藤のやりとりを挙げ、続けて古川は第四十話「十本刀集結」から、志々雄真実が十本刀へ号令をかける場面をピックアップし、それぞれ象徴的なシーンへの想いを語りました。

古川慎 内田雄馬にお前味方だよな?斉藤壮馬、高橋李依、八代拓らとAJ「るろうに剣心」ステージ4

 ここまでのプレゼンを受けた斉藤は最後に、第四十二話「翔ぶが如く」~第四十五話「京都大火」から、煉獄の上で繰り広げられた戦いを振り返り、「正直かなり強敵ですね、志々雄一派。この先の物語で志々雄達が力を発揮してくれば、剣心組も己の実力をもっと高めて、チームとしてより成長していく。それははっきり言って、剣心組とか志々雄一派とか関係ない!つまり我々はるろうに剣心一派だ!」と語り、「『るろうに剣心』という作品自体が一つのチームですから、みんなで戦っていきながらも高めあっていけるというのが大好きだなと思います」と作品への想いを述べました。

 全員のプレゼンが終了し、高橋は「みんな『るろうに剣心』が大好きということで!」と笑顔で締め、観客席からは両陣営へ大きな拍手が贈られました。

 イベントが盛り上がりをみせるなか、ここで本編のスペシャルPVが上映されると、なんと「第三期制作決定」の文字がスクリーンに!

 この発表に会場は大歓声に包まれ、斉藤もこの発表ができて嬉しいです、と喜びの気持ちをコメントしました。

 あっという間にイベント終幕が迫る中、最後の挨拶では、

 古川「(第二期の最後は)お預けになっている勝負だったので、我々もフラストレーションが溜まっておりますし、僕が一番好きだったパートこれから始まっていくんだな思うと、非常に気合いも入るといいますか。そこで全部出し切って頑張っていきたいなと思う所存でございますので、ぜひ第三期をじっくりと楽しんでいただけると有難いなと思います」

 日野「三期の発表もありましたけど、これから今までにないくらいの激闘が待ち構えています。我々も全力のパフォーマンスをぶつけて、気持ちを高めてこれから作って参りますので、ぜひご期待ください」

 内田「蒼紫としても前クールまで演じて、非常に胸の奥が苦しく、熱く燃える瞬間というのがありました。ここでまだまだ終われない、この先まで走り切らねばという気持ちで、また三期を制作できることを本当に幸せに思っております」

 八代「『京都動乱』を振り返ってみても、左之助は序盤の方はなかなか京都に辿り着かず、自分の中でもエネルギーを溜めていましたが、そんな中で剣心達と合流して、いよいよというところで『京都動乱』が一区切りついたところだったので。三期からのエネルギーを存分に発揮して、皆さんにこの先の物語を楽しんでいただく機会があるのは本当に幸せなことだなと思います」

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 高橋「『るろうに剣心』の物語は、本当にどのシーンを切り取っても大好きだなと思っていて。その中であのシーンを演じたいなというのは、きっとどのキャストさんも思っていることとは思うんですけれど。『るろうに剣心』に携わらせていただくことで、そのシーンを演じたいんじゃなくて、歩いてきた中でここのシーンに辿りつきたい、というのが、第一期の『序幕東京』から歩ませていただいていることで見つけられたと、常々感じております。継続して第三期で、私たちでまた歩ませていただけることを嬉しく思います」

 斉藤「『京都動乱』の最終話のサブタイトルが『見事な夜」というタイトルで原作通りなんですけれど、(一緒に)過ごせた見事な夜から決戦に向かっていく彼らの気持ちを胸に、今しばらく皆さんにお待ちいただくことにはなると思うんですが、全力を尽くしてキャスト一同収録に臨んでいきたいと思います。剣心としましては、『序幕東京』そして『京都動乱」よりも密度が濃く、そして深いところまでもぐり込むような、連戦に次ぐ連戦になってくるんじゃないかなと思います。我々キャスト一同、役者としてさらなる精進を胸に、一つ一つの言葉に魂を込めて、切っ先を突きつけて努力していきたいと思っております」

 と述べ、今後の展開へ期待を膨らませる観客へそれぞれ熱い想いを語りました。

 最後は、剣心組と志々雄一派それぞれのコール&レスポンス対決となり

 「所詮この世は、弱肉」(古川)「強食!」(観客)

 「るろうに」(斉藤)「剣心!」(観客)と掛け声を響かせ、大盛況のうちにイベントは幕を閉じました。

 ※記事内写真は(c)和月伸宏/集英社・「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱」製作委員会

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