TVアニメ『えぶりでいホスト』特別イベントが3月23日に東京ビッグサイト内のAnimeJapan 2025テレ東ブースステージで開催されコーイチ役の下野紘、リョーイチ役の畠中祐が登壇し、司会はお笑いコンビ『NON STYLE』井上裕介、俳優・美山加恋が務めた。
『えぶりでいホスト』は、個性豊かなホストたちが活躍するホストクラブ『クラブ・ワン』を舞台にした作品。業界屈指の人気を誇るこのクラブでは、No.1ホストのコーイチを筆頭に、ユニークなホストたちが登場し、笑いあり、ドラマありの刺激的な日常を届けている。この日は、テレビ東京で毎週月曜日に放送中のアニメ情報プログラム『あにレコ TV』の公開収録という形で行われた。
以下、公式レポート部分。
イベントはMCの挨拶からスタート。『えぶりでいホスト』の紹介後、コーイチ役の下野紘、リョーイチ役の畠中祐が登場し、観客から大きな拍手が送られた。それぞれ自己紹介が行われ、下野は「こんにちは。クラブ・ワンから来ました下野です（笑）」と、畠中は「もうみんなにキスしちゃうよ～」と、作品に合わせたホスト風のノリで登場し、会場を盛り上げた。その後、MCから今年の『AnimeJapan』について感想を尋ねられると、下野は「楽しんで参加させていただいています」とコメント。畠中は「何度か参加したことはあるんですけど、こういう公開収録のようなスタイルは初めてです。なかなかホストという題材なので、作品的に言えないことも多いんですけど（笑）、お客さんの反応を探りながら進めていければと思います」と茶目っ気たっぷりに話した。
続いて、本作の紹介へ。MCがお客さんに「題材がホストということで、実際にホストという仕事に興味はありますか？でも、声優がホストとなるクラブがあったら行きたいですよね？」と問いかけると、下野は「興味ねぇ。うーん、どうだろう？でも、あらためて接客ってそんな甘いものじゃないってことはわかるよね。でもやるならNo.1を目指したいよね」とコメント。畠中は「レディーが来てくれるならやりたいですね！男性も全然来てくれるならいいよ！」と、ホストさながらの回答を見せた。
そして今回の作品について、MCより紹介を求められると、下野より「きらびやかな新宿のホストの世界で、コーイチがクラブ・ワンというお店を作り上げ、八代拓くん演じるハジメが営業の仕事で病んでしまい、ホストクラブへ雇い入れられます。そこで、どうやってホストの世界で生き抜いていくか、他のホストたちとともに切磋琢磨しながら奮闘していくストーリーです。きらびやかな世界とその裏側の狭間で生きている感じですね。ギャグ要素多め……というか、ギャグですね。ほぼ全部ギャグ（笑）」と笑いをまじえて説明。
ここで、アニメの世界観をより知ってもらうためにPVが上映。
PVを見た後、MCが「1話が3分半なんだ！スピード感がすごかった！」と感想を述べると、下野は「だいぶぶっ飛んでますよね。これを寝る前に見ると、今日いろいろあったけど、どうでもいいや！ってスカッとするんじゃないですかね」とコメント。
続いて、本作に登場する個性豊かなキャラクターについて紹介が。
まず、下野が演じるコーイチについては、「もともとホストとして20年生き抜いてきたクラブ・ワンの代表。年齢もそれなりに重ねていて、自分と同じくらいかな。20歳からやってるから40は超えてるよね（笑）。弟系ホストながら親近感があります」というと、MCの井上が「下野さんも若く見えますよね。僕も実は1歳違いだから近いんですよ。お互い見た目は若いですよね（笑）」とコメント。
次に、八代拓が演じるハジメについては、「営業職をやっていたけれど、心を病んでしまってホストに転職。最初は『こんな地味な自分、無理ですよね』という感じだったけど、コーイチに引き止められ、意外とホストとして続いている。接客スタイルは『なるほど』『たしかに』の連発で、ある意味誠実なNT系ホストです（笑）」、畠中が「『なるほど』と『たしかに』しか返ってこない後輩ってこと？」とツッコむと、下野が「真面目がゆえにおかしな方向へいってしまう…」と
説明。
次に、畠中が演じるリョーイチについて。畠中からは「クラブ・ワンのNo.2ホスト。接客スタイルは色恋系。小さい子には説明しづらいけど（笑）、ガチで恋してもらうぜ！心をとりこにするタイプ。女性から一番愛をもらってるよね」と説明があり、下野が「自分から働きかける分、受け止める度量もあるよね」と言うと、畠中は「何があっても受け止めるし、倍にして返してあげる。どんな人でも差別しません。みんな俺のところに来い！元アイドルの激モテ男です」と強気の姿勢を見せた。
最後に、岡本信彦が演じるセンイチについて。
「クラブ・ワンのNo.3ホスト。接客スタイルはオラオラ系で、誰に対しても平等に口が悪い。お客さんと話してても、好きな時間にスマホでゲームをしてる。ゲームに集中してるときに話しかけられると声を荒げてしまう。ただ、それにハマる女子もいますよね？！ツンデレ系が好きな人、多いですよね？」と観客に問いかけた。
続いて、本作の主題歌について、作詞・作曲を担当したのはゴールデンボンバー・鬼龍院翔で、歌うのは下野紘、八代拓、畠中祐、岡本信彦による「えぶホス Players」ということがMCより紹介されると、下野は「『えぶホス Players』っていうんですね、初めて聞きました！」と驚きのリアクション。
続けて「歌詞にある“えぶりえぶりでいホスト～”の部分が早口で大変だった」と話し、畠中も「血管が切れるくらい白目をむきながらやりました」と苦労を語った。会場のスクリーンにカラオケのように歌詞が流れる主題歌PVが映し出されると、下野は「ぜひ二次会で、みんなで相槌を入れながら盛り上がって歌ってもらえれば」とコメント。
MCから作品の見どころについて問われると、下野は「ゴールデンボンバー」と回答。理由として、「通常、こういう歌ですよというのを別の方が仮歌として歌ったものを聞いて曲の感じをつかむんですけど、その歌い手さんが鬼龍院さんだったんですよ。歌を聞いたときに「なんかこの声どっかで聞いたことあるな」と思ってたんだけど、楽曲の資料を見たら作詞作曲のところに鬼龍院と書いてあって、「あ、そういうことか！」となりました。アーティストとしてプロで頑張ってる人たちと、我々とで比べたら……いや、無理だよ！ってなるわけよ。普通にチェンジボイスとか入ってくるし、「無理無理無理！」って汗だくになりながら収録しました」と。
続けて、畠中は「ギリギリ」と回答。理由として、「これはなんて言えばいいんだろうね。なかなか攻めてる内容なんだけど……思った以上に大人向けかもしれない。テレビ的に大丈夫なのかな？っていうところ、結構ギリギリ攻めてる部分もあると思うし。ぜひこのギリギリのポイント、楽しんでください。攻めた方が面白いし、知らない世界を見せ
てほしいもんね。アニメだからこそできる表現もあるし、確実に楽しめると思う」と作品の良さをアピールした。
『クラブ・ワン』No.1コーイチ役の下野とNo.2リョーイチ役の畠中が、ホスト力を競う特別企画「クラブ・ワン No.1決定戦」が開催されました。「トーション」や「お茶」などのホスト業界用語に関する問題が続き、2人の知識を競い合う場面が展開。さらに、ホストとしての接客スキルを競う「ホスト神接客対決」も行われました。下野と畠中は、それぞれのキャラクターを活かした接客を1分間披露。それぞれプロ顔負けのホストスタイルで接客し、AnimeJapan史上初（？）となるまさかのキスハプニングも？！予想外の展開に会場は爆笑の渦にまきこまれ、会場は大盛り上がり。
果たして勝敗の行方は？！イベント全体の様子や対決を振り返る二人の感想もぜひお見逃しなく！
イベントの模様は、3月31日(月)深夜3:15からテレビ東京で放送される「あにレコ TV」でチェック！
また翌日火曜12時よりTVer/ネットもテレ東、番組公式HPにて見逃し配信開始！
TVアニメ『えぶりでいホスト』はテレ東にて4月4日から、BS日テレでは4月5日から放送開始！
※記事内画像は（C）ごとうにも／えぶりでいホスト製作委員会
