4月5日と4月6日に東京・品川のクラブ eXで開催される朗読会 四季シリーズ・春 坂口安吾「桜の森の満開の下」。本公演に出演する井上和彦、鈴木崚汰、緑川光、置鮎龍太郎、安元洋貴、村瀬歩、小野賢章のビジュアルが3月25日に公開となった。
本公演では、あえて朗読劇ではなく、朗読「会」と銘打ち、声にして読まれる文学作品を、日本語の美しさ、作家の感性など音で感じる濃密な空間を演出。少人数の出演者が対峙して行われるやり取りから 無限に広がる作品の世界を感じる、ゆったりと過ごす大人の朗読会となっている。
今回の題材は作家・坂口安吾の『桜の森の満開の下』。美しさと狂気が混在し、いつの時代も読む人々を魅了してやまない坂口の代表作を声優陣がどのように表現するのかが見どころの1つ。
出演者にもクレジットされている井上が演出も包める本作へ「文字で書かれた作品の世界観が朗読で鮮明に伝わるよう、演出を心がけています。そして今回出演する役者さんの個性を活かし、同じ作品でも、4 公演それぞれの『桜の森の満開の下』を味わってもらえる公演にしたいです」と、意気込んでいる。
出演は緑川光×鈴木崚汰(5 日第一部)、置鮎龍太郎×井上和彦(5 日第二部)、安元洋貴×村瀬歩(6 日第一部)、小野賢章・井上和彦(6 日第二部)。チケットは Livepocket にて発売中。詳細は本公演のオフィシャルサイト(https://inforeadingstage.wixsite.com/four-seasons)にて。