ディーン・フジオカ姿勢良すぎがアダで猫背をリクエストも!「人間を超えた何か」になる難しさをしみじみ

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ディーン・フジオカと深田晃司監督が映画『海を駆ける』外国人特派員イベントを開催!

 俳優ディーン・フジオカ(37)が23日、東京・有楽町の公益社団法人日本外国特派員協会で映画『海を駆ける』(監督:深田晃司/配給:日活 東京テアトル)外国人特派員イベントを深田監督とともに開いた。

 深田監督が、2004年にスマトラ島沖大震災で津波で壊滅的な被害を受けながらも、今では完全に復興を遂げた町バンダ・アチェを訪れて得た着想を映画化。自然はときに美しく、ときに脅威になり、それでいて生活とともにあるという様子を、国籍や宗教を越えて育まれる若者たちの友情を通して描いたファンタジー作品となる。

 深田監督は、「現地での死生観が日本とは違うことに興味を感じてこの映画を撮りました」と、企画意図を話しつつ、続くディーンは流暢な英語で会見を進行。「それぞれに謎めいた作品ですので、きょうは観て頂いたということで解釈や答えを導き出せたでしょうか?白、黒で解釈できない作品で、対話をする作品だと思っています」と、鑑賞後の記者たちに呼びかける。

 本作への出演の決め手へディーンは、「家族がジャカルタにいますし、妻の祖国がインドネシアですので、自分の子供が成長したときに、父親がこういう仕事をしていたと誇りを持ってもらえるような、何かを残していきたいという思いもありました」といい、合わせて「脚本も素晴らしく、とても創造性に富んでいて、エキセントリックな部分もありますけど、観客を突き放す部分もあって、完全な解をくれないです。このように解釈してくださいというのではないので面白い、これは面白いチャレンジになるかもしれないとも思いました」という、気持ちが前に出たそうだ。

 その演じたキャラクターへの質問も寄せられたが、掴みどころのない役ということもあって、「準備は大変でしたね。脚本から読み解くと、人間ではない人種的な匂いの存在がなくて、植物のようなエイリアンのような存在なわけです(苦笑)。深田監督からも自然を体現したものなんだとは言われましたけど、ダイアログも数個程度でした」と、これぞというディレクションはなかったのだとか。

 そんなキャラクターを作っていくにあたり、「舞踊を踊るとか、アクション映画のアクションをやるような、ジェスチャーのやり方、笑みの浮かべ方とかに繊細にやりました。監督からは、『猫背になりなさい』と言われましたし、姿勢が良すぎるということで、ん背中を丸めて笑みを浮かべてということで、自分の体を使ってアートインスタレーションをしていくような感じでした」と、ディーンが試行錯誤したのが伝わってくるようで、「人間を超えた何かを演じることになるので難しかったですね」と、漏らしてもいた。

 映画『海を駆ける』は26日よりテアトル新宿、有楽町スバル座ほか全国ロードショー!

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