声優・福山潤が7月4日より上演予定の「一人語り朗読劇『作家、46歳、独身』」(作・演出:岡本貴也)。そのキービジュアルが4月11日に公開となった。
本朗読劇はタイトル通り福山が“全セリフひとり”で行うというもの。作家の心の奥底に触れる限りなく私的な物語を1人で語り切る。
主演の福山はアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』の主人公・ルルーシュ役、アニメ『おそ松さん』松野一松役など、数々のヒットアニメやゲーム作品などで活躍している。一方、作・演出の岡本貴也氏は「朗読劇 私の頭の中の消しゴム」で朗読劇ブームの火付け役としても知られている。
今回の発表にあわせ福山、岡本氏からのコメントが公開となった。
●福山潤
声優を生業としてから30年という数字が見えてきた今。
世間は目まぐるしく変わっていく中で、ずっと変わらないことがある。
「たくさん台詞を喋りたい」
待ってても台詞は貰えないし、じゃあもう俺一人で演るしかないじゃない?大丈夫かどうかはやってみれば判る!!
●作・演出:岡本貴也
結婚して、離婚した40代。妻も仕事も失い、酒と女に溺れて預金が0円になったあの46歳の朝を、僕は一生忘れない。家中を漁って小銭をかき集め、明日からどうしようとトイレで震えていた。あの朝があったからこそ今の真っ当な自分がいるとも言えなくはないが、できればあんな朝はなかったほうがよかった。そんな日のことを書こうと思う。そして、それを46歳の男に託そうと思う。
一人語り朗読劇『作家、46歳、独身』東京公演は7月4日から7月6日までCBGKシブゲキ!!にて、大阪公演は7月11日から7月13日まで近鉄アート館にて上演予定!
■あらすじ
あ、お世話になっております。このたび、私なぞの話を作品化していただけるとのこと、驚くとともに、まことに嬉しく存じます。
そのために事前に、私が普段どんな一日を過ごしているかをまとめろとのことでしたよね。そしてそれをあらすじとして載せたいとのこと、面白く感じました。
とはいえ、作家の一日なんてものは、朝起きて白紙の原稿(パソコン)に向かってウンウン唸るだけのつまらないものです(本当は昼過ぎにベッドから起きてゲームして映画観て出会い系やるか暇そうな女性に連絡して酒飲んでくたばるだけなんですが、それは書きたくありません)。
あと、実はちょっと今、元妻との離婚調停がカオスになっておりまして、なかなか時間が取れずにおりす。なんなんすかね、あの態度!(今度話しますね)
ですので、あらすじは適当にそちらででっち上げていただければと存じます。あ、私のプロフィールもネットで拾っていい感じにまとめていただければ。適当で構いませんので。
何卒よろしくお願いします。
(作家、46歳、独身より)
●特典内容(非売品)
特製アクリルスタンド(贅沢サイズ)
ブロマイド(3種のうちランダム1種)
・オフィシャル先行(抽選)
受付期間:4月14日(月)12:00~4月20日(日)23:59
・一般発売
5月10日(土)10:00
※未就学児童の観劇不可
※車椅子でご来場されるお客さまは、チケット購入後にお名前・ご観劇回・座席番号をご観劇日の前々日までに stage.contact55@gmail.com までお知らせください。