堂本光一&井上芳雄「ナイツ・テイル -騎士物語-」8月にARENA LIVEとして上演!毎公演6000人規模

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 ミュージカル『ナイツ・テイル -騎士物語-』(演出:ジョン・ケアード)ARENA LIVEが2025年8月2日から8月10日にかけて東京ガーデンシアターで開催予定であることが4月12日に発表となった。

 シェイクスピア最後の作品として知られる『二人の貴公子』をジョン・ケアード氏の脚本・演出により、2018年7・8月に帝国劇場で世界初初演した作品。堂本光一、井上芳雄と帝国劇場のラインアップのトップスターな2人がタッグを組んでいる。2020年夏にメインキャスト7人が出演したミュージカル『ナイツ・テイル』in シンフォニックコンサート、2021年に再演されたミュージカル『ナイツ・テイル -騎士物語-』が4年の歳月を経て『ナイツ・テイル -騎士物語-』 ARENA LIVEとして上演となる。

 会場の東京ガーデンシアターに張りだし舞台を設け、毎公演6000人超の観客を前にかつてないスケールで届ける予定とのこと。12回公演で7万5000人超の動員を予定している。演出のケアード氏がARENAにあわせて脚本・演出を手掛ける。

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 出演キャストは、堂本、井上、音月桂、上白石萌音、大澄賢也、島田歌穂らお馴染みの豪華キャストとともに新たに宮川浩が加わる。演奏は、東京フィルハーモニー交響楽団の魅惑のフルオーケストラ。初演以来の音楽監督、ブラッド・ハークが自ら指揮を手掛ける。

 また、邦楽をさらに充実させるべく、堂本光一と『Endless SHOCK』の輝かしい歴史を共にした石川直と日野一輝が新たに加わり、4人の太鼓奏者、篠笛・能管、尺八、津軽三味線奏者が、オーケストラと競演を果たすこととなる。

 今回の発表にあわせ、堂本、井上それぞれにインタビューが行われた。以下主なやりとり。

 ●堂本光一コメント
 ――『ナイツ・テイル』アリーナライブ上演決定について
 アリーナライブには驚きましたが、どんな形になるんだろうと楽しみになりました。
 前回のコンサートはコロナ禍でいろいろな制約もあったので、今回はお客様も思いっきり楽しんでいただけると思います。

 ――『ナイツ・テイル』楽曲の魅力について
 ポール(・ゴードン)の楽曲はどれも素晴らしいです。
 稽古場で出来上がっていく芝居と共にアレンジが加えられて完成していったその音楽世界に入っていくとミュージカル『ナイツ・テイル』が広がっていくんですよね。またその世界に入れることが待ち遠しいです。

 ――アリーナライブへの期待について
 芳雄くんはもちろん、またみんなで『ナイツ・テイル』に挑めることがとても嬉しいです。実はジョン(・ケアード)、『ナイツ・テイル』を創っている時、「帝劇は大きすぎる」と言っていたんです。それが帝劇より更に大きく広い東京ガーデンシアターでやるという、この不思議な流れ(笑)。
 アリーナライブで『ナイツ・テイル』のどんな世界観が広がるのか、ジョンの魔法を楽しみにしているところです。

 ●井上芳雄コメント
 ――『ナイツ・テイル』アリーナライブ上演決定について
 2020年にコンサートバージョンをやらせてもらい、音楽も素晴らしい『ナイツ・テイル』だからこそコンサートも成立したなと感じていました。
 とはいえ、今回の6000人のアリーナライブは驚きました。
 ジョン(・ケアード)が考えている全体像はまだわからないですが、装置家も来日予定で衣裳も本番同様につけるみたいなので、舞台上での動きも含めて本公演に近いライブになるのではないかと想像しています。

 ――『ナイツ・テイル』楽曲の魅力について
 オーヴァーチュアを聞くだけでその景色を思い出し、感情が高まるポール(・ゴードン)の音楽はスケールが大きく、テーマパーク的な別世界感があるように感じています。
 素敵なメロディばかりで、また歌えることが嬉しいです。

 ――アリーナライブへの期待について
 再び『ナイツ・テイル』で、光一くんはじめ仲間たちと集まれることは大きな喜びです。
きっとジョンはアリーナライブとして新しい『ナイツ・テイル』を創るでしょう。
 僕も全力でそこに乗っかっていくことを楽しみたいですし、お客様にも存分に楽しんでいただけるようにベストを尽くします!

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 ■STORY
 テーベの騎士で従兄弟同士のアーサイト(堂本光一)とパラモン(井上芳雄)。テーベ王の伯父のクリオン(大澄賢也)に仕える二人は、熱い友情を誓い合い、騎士としての誇りと名誉を何よりも大切に生きてきた。戦争により敵国アテネの大公シーシアス(宮川浩)に捕虜として捕らえられるも互いに励ましあいながら同じ牢獄で過ごしていた二人は、ある日、シーシアスの美しい妹・エミーリア(音月桂)を牢獄の窓から見掛け、同時に恋に落ちてしまう。だがアーサイトは追放され、テーベに戻るよう命じられる。アーサイトは、残ったパラモンがエミーリアを奪うのではないかと、互いに猜疑心を抱きながら、愛するエミーリアを必ず手に入れると決心し道を違えていく。
 テーベへ戻る道中で、アーサイトは森の楽団を率いるダンス指導者ジェロルド(大澄賢也)に出会う。エミーリアの誕生祝いの稽古をしている一座に名を偽りダンサーとして加わったアーサイトは、再びエミーリアに出会うチャンスを得る。その頃パラモンは、食事の世話をしてくれる牢番の娘(上白石萌音)の手引きにより牢獄を脱出する。牢番の娘は脱獄という危険を冒すほどパラモンを愛していたが、ふとした瞬間にパラモンが去ってしまい、ショックのあまり正気を失ってしまう。
 エミーリアとの再会を果たしたアーサイトは、シーシアスが愛するアマゾンの女王・ヒポリタ(島田歌穂)の計らいもあり、周囲には正体を隠して彼女に仕えることになったが、シーシアスやエミーリアたちと狩猟に出かけた森で、無二の友で今や恋敵となったパラモンと出会う。
 艱難辛苦を経て再会した二人は、どちらがエミーリアを得るにふさわしい男か、愛と名誉と生死を賭けて決闘を挑む。

 ■キャスト
 アーサイト 堂本光一
 パラモン 井上芳雄
 エミーリア 音月 桂
 牢番の娘 上白石萌音
 ヒポリタ 島田歌穂
 シーシアス 宮川 浩
 ジェロルド 大澄賢也

 牡鹿 松野乃知 / 穴井 豪 岩下貴史 大山五十和 佐藤セイガ 西口晴乃亮 石井亜早実 遠藤 令 酒井比那 塩川ちひろ 知念紗耶 富田亜希
 植木達也 神田恭兵 小西のりゆき 茶谷健太 照井裕隆 中井智彦 広瀬斗史輝 本田大河
 青山郁代 岩瀬光世 咲花莉帆 田中真由 堤 梨菜 原 梓 藤咲みどり 水野貴以

 邦楽 武田朋子(篠笛・能管) 小濱明人(尺八) 織江 響(津軽三味線) 松橋礼香(津軽三味線) 三浦公規(太鼓) 内藤哲郎(太鼓) / 石川 直(太鼓) 日野一輝(太鼓)

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