タレント・岡田結実(18)が31日、都内で厚生労働省主催の「世界禁煙デー記念イベント2018」に出席。今年3月から『受動喫煙対策推進キャラクター』に就任している岡田は「小さい頃から両親が私をタバコから気を遣ってくれて、子どもたちが住みやすいようにと考えてくれた。それでいまの私があるし、そういうことを伝えるのも、私が芸能界をやってきた意味なのかなとも思う。バリバリ働いて、受動喫煙のことをもっともっと伝えていきたい」としみじみ。キャッチフレーズである「2020年までに望まない受動喫煙をなくそう!」と続けたが、少々語尾をかみ気味な自身のコメントに、「ちょっとかんじゃいましたけど大丈夫ですかね?」と茶目っ気たっぷりに笑った。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、厚生労働省が取り組む「スマート・ライフ・プロジェクト」の一環として行われたもので、受動喫煙対策の徹底及び、受動喫煙に関する正しい知識の普及啓発を目指すもの。世界保健機関(WHO)が定める5月31日「世界禁煙デー」を記念して、”望まない受動喫煙のない社会”を目指す。
男装姿がイケメンと評判の岡田はこの日、自身初の”学ラン”姿で登場。「趣味が男装で、きょうはイケメン風メイクで来た。男装のポイントは涙ボクロ。(あるのとないので)色気が違う。アイラインで3回も描き直した。(学ランは)こんなに首が締まるんだとか男子の気持ちがわかった、幸せな時間。もともと、カワイイと言われるよりもカッコいいと言われる方が好き」とご満悦。また、学校で美術を専攻しているということで、この日はプロジェクトのキャラクターである”ケムイモン”のイラストを黒板で披露したが、「本気で描いちゃった!決めポーズも入れた。自信作!」と意気揚々だった。
お題である受動喫煙については「私の周りでも喫煙席、禁煙席、どっちに座る?とか、タバコのことを考えたり勉強する機会が増えた。それに、小さい頃に母と街中を歩いていて、歩きタバコをしている人のタバコが私の顔の近くに来て怖い思いをしたことがあるので、もし、顔に傷ができていたらと思うと…。(タバコを)吸う方は吸う方でいろいろあるのかなとも思うけど、禁煙・喫煙が分離したお店が増えるといいし、外で気を遣っている方を見かけるとうれしくなる」としみじみ。
また、自身の”イケメン”ぶりにちなんで、理想の男性については「外見だと涙ボクロがついている男性、中身だと知識が豊富な方。いろんな知識を持っていると、ちょっとしたことで助けられることもある」と優等発言だが、ここで、報道陣からの彼氏がヘビースモーカーだったら?の問いには「ヘビースモーカーは(彼氏として)キビしいかな。できれば(閉店)ガラガラでお願いしたい。もしくは、ちょっとずつ減らしていってもらって、将来のことを考えてやめてほしい」とピシャリだった。
来月には父の日もあるが、「父は結構頻繁に連絡しあっているメル友ですが、ゴルフが大好きなんで、ゴルフボールとかあげたい。以前、ゴルフボールをもらうだけでもうれしい、と言っていたので」と今も変わらず親子円満の様子だった。