『男劇団 青山表参道X』の旗揚げ公演『SHIRO TORA〜beyond the time〜』(脚本:亀田真二郎/演出:伊藤マサミ)の報道陣向け公開稽古が14日、東京・渋谷のAiiA2.5Theater Tokyoで行われ、座長を務める俳優・飯島寛騎(21)が「オスカーの期待を背負って稽古してきたので、旗揚げ公演でメンバー一丸となって力をふりしぼりたい」と意気込んだ。
女性のイメージの強いオスカープロモーションがそのイメージを覆すべく、昨年11月に結成した男性エンターテインメント集団の旗揚げ公演で、いまの時代にタイムスリップした白虎隊の隊員が、廃部寸前の演劇部を救うという青春ストーリー。
この日、稽古前に行われた報道陣による囲み取材には、飯島、栗山航(26)、塩野瑛久(23)、西銘駿(20)が出席。11月の結成以来、約半年後の旗揚げ公演となるが、「オスカー初の男劇団ということでワクワクがとまらない。仕事帰りに寄ってもらってスッキリして帰られるような作品にしたい」(栗山)、「11月に会見をして6月に舞台。半年経っての初陣に感慨がある。お客さんにどう楽しんでもらえるかを突き詰めていきたい」(塩野)とやる気満々だ。
同じオスカー”仲間”ということでチームワークも上々のようで、「ヒーローや正義感強めな役が多いので、悪役に挑戦してみたい」という西銘に、塩野は「悪役、みんなが憧れるよね」と同調。栗山が「でも西銘に(悪役)できるかな?(顔が)かわいいからな」とツッコむと、すかさず西銘が「だからだよ! そういう(かわいい)雰囲気持っているのにクロいとか」と懸命に主張し、場を和ませていた。
同日、サッカーW杯が開幕するが、サッカー好きという西銘は「パラグアイ戦も順調に来ていると思う」と持論を展開。「初戦のコロンビア戦は強敵。敗色濃厚なのに立ち向かうという、強敵に立ち向かうという点では白虎隊と同じテーマなので、そういう想いでやってほしい。白虎隊として期待している」とサッカー日本代表にエールを贈ると、栗山も「前向かなきゃいけないという意味では僕らと一緒」と同調。報道陣からチームワーク強化のポイントを問われると、栗山が「え、僕たちからですか?」と戸惑いながらも、「一緒にごはんにいくこと。部活の延長でやったらいい。でも、プロ相手に失礼ですよね」と恐縮しながら、”アドバイス”を贈っていた。
舞台は同日夜開幕!