“ももクロ”の愛称で親しまれる『ももいろクローバーZ』の百田夏菜子(24)、玉井詩織(23)、佐々木彩夏(22)、高城れに(25)が17日、東京スカイツリー・展望デッキで『ソラクロ祭 ももクロ in トーキョースカイツリー(R)』コラボ企画取材会に登場した。
ももクロが結成10周年を記念し、東京スカイツリーとのコラボ企画が17日から9月2日まで開催。地上350メートルの展望デッキ『SKYTREE ROUND THEATER(R)』にて、オリジナル映像の上映や、17日から22日までももクロカラーの特別ライティング、スカイツリーオリジナルのハッピを着たメンバーたちの展望シャトル、メンバー考案グッズ、カフェメニューなど盛りだくさんとなっている。
広告ビジュアルにもなっている特製ハッピに身を包み登場した4人。この日は、東武スカイツリーがJR東海とタイアップし、本企画に合わせて東海道新幹線一列車限定で『ももクロ新幹線』が新大阪―東京間で運行。4人も乗り込んだが、特別アナウンスも行ったそうで、百田は「前に東京スカイツリーでイベントをやらせて頂いたときに、『新幹線の車内アナウンスをやりたいです』と言っていたんですけど、こんなに早くかなうと思わなくて」と、感激したのだとか。
しかし、玉井によると、「以前乗ったときに『左手に富士山が見えます』というので、きょうついに富士山をアナウンスすることになったんです。それで左手を観たら、お天気が悪くて、富士山が見えなかったんですよ」と、トホホな思い出があったようで、メンバーたちから「ある意味持っている」と、笑い声が飛んだ。
そのままコラボメニューなどの実食へ。食べさせあいっこや、パクパクと気持ちいいくらいの食べっぷりを見せながら、佐々木が「夜景綺麗だね」というと百田が「あーりんの方が綺麗だよ」と、若干感情のこもらない声で雰囲気を出して和ませたり、お手本として高城が玉井に同じことをしたりと、ワチャワチャと盛り上がっていた。
続けて、『SKYTREE ROUND THEATER(R)』の公開へ。これには、会場周辺に集まっていた“モノノフ”と呼ばれているももクロのファンもライブのように声をあげ、4人とともに映像を楽しむ姿も見られたり、玉井は、「自分たちのことだけど感動しました」と、見入ったり、百田が「連動してウェーブとか、これのために撮った映像もあるので」といえば、高城は「スカイツリーさんに感謝ですね。10年やってきてよかったなって思います」と、感慨深げだった。
また、今月12日は百田の誕生日とあって、百田へメンバーからプレゼントをもらったかという質問が飛んだが、百田は「もらいました!」と、ニッコリ。これまでプレゼントを渡し合うことはあったそうだが、昨年から欲しいものをリクエスト制になったそうで、百田は高城へ「靴下が好きで、最近、ラメの靴下をほしいとお願いしたら、実際にラメの靴下をたくさんくれたんです。でも、それが自分の中で腑に落ちなかったみたいで、『本当にこれでいいの?分かんないからスタバのカードを付けといた』っていわれて」と、ちょっと戸惑ったという思い出を。すると、高城は「人に靴下が欲しいと言われたことなかったから、靴下だけじゃ物足りないなと思って」と、心情を解説して苦笑いだった。
イベント終盤には東京スカイツリーのマスコットキャラクターのソラカラちゃんが、ももクロカラーの特別衣装で登場しメンバーたちを沸かせていた。
そして、「何から何までももクロづくしで10年やってきて、続けてきてよかったなって。このコラボで、スカイツリーがみんなの中で大切な存在になれたら」(高城)、「日本以外の方々もいらっしゃるようなこんな場所で、取り上げてくださって嬉しいなって。スカイツリーも、ももクロのことも好きになってもらえったら嬉しいなって思います。スカイツリーのように目立つ存在になれたら」(佐々木)、「きょうから始まりましたソラクロ祭り、たくさんの人が楽しんで頂ければ。私達も日本一を目指して頑張っていければと思います」(玉井)、「スカイツリーさんだからこそできるコラボ。隅から隅まで楽しんでもらえたら」(百田)と、メッセージを寄せその場を後にした。