TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』スペシャルトークステージが21日、大阪・アリオ八尾で開かれ主人公の“デク”こと緑谷出久役の山下大輝、爆豪勝己役の岡本信彦が登場し、約2000人のファンが集結する熱狂ぶりを見せた。
本作は漫画家・堀越耕平氏が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名大人気コミックで“ヒロアカ”の通称で知られている作品。“個性”と呼ばれる超常能力を持つ人々の存在が当たり前の世界を舞台に、デクが社会を守り、個性を悪用する犯罪者“敵<ヴィラン>”に立ち向かう“ヒーロー”になるため、ヒーロー育成の名門・雄英高校で仲間たちと共に成長していく王道のヒーローアクションだ。現在、TVアニメ3期シリーズ第2クールも放送中で、今年8月3日からは初となるオリジナル劇場版『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~』の公開も間近に控えている。
会場は、このイベントの入場抽選のために、早朝から約1900人のヒロアカファンがに長蛇の列を作るものに。そしてイベント本番には、観覧エリア入場に当選した約700人とともに、2階と3階のフリースペースにもファンが集結し、総勢約2000人がステージを取り囲むという熱気にあふれるものに。
イベント開始時間となると、まずは山下と岡本がそれぞれ演じるデクと爆豪の着ぐるみが登場。その着ぐるみの動きに合わせて、声が当てられるというサービス満点なところから2人が会場に姿を見せた。
そして冒頭、西日本地域が地震や豪雨による被害に遭ったことを受け、山下と岡本は「僕たちにできることは限られていますが、ヒロアカをはじめとするアニメや、今日のようなステージを通して、観てくださるみなさんが少しでも元気になってくれるよう、精いっぱい頑張っていきたいと思います」と、メッセージを送りながらスタート。
トークは、劇場版の秘蔵トークや、ヒロアカ本編の名セリフを、着ぐるみと一緒に披露するコーナーを展開し、場内には大声援が飛び交うものとなった。
そして岡本から、「僕たちが演じる爆豪やデクだけでなく、ヒロアカには本当に個性的なキャラクターたちが、男女問わずたくさん出てきます。TVアニメはもちろん、この夏の劇場版は初めてヒロアカに触れる人も絶対楽しめる内容になっていますし、その中で好きになるキャラクターも必ずいます。ぜひご覧ください」と、アピール。
続けて山下は、「きょうは(岡本)信彦さんも一緒で、そしてデクくんと爆豪くんも来てくれて、みんなで楽しい時間を過ごすことができました。集まってくれたみなさんも含めて、みんなでこのヒロアカ熱をさらに盛り上げていければと思います。TVアニメも全力で演じていますので、劇場版とともに引き続き応援よろしくお願いします!」と、意気込んだ。
最後は、ヒロアカイベント恒例となった「さらに向こうへ!Plus Ultra!!<プルスウルトラ>」を2000人とともに絶叫し、イベントは終幕を迎えた。
※記事内画像は(C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会