ドラマ『文学処女』制作会見が開催！
女優・森川葵（23）、泉里香（29）、俳優・城田優（32）、中尾暢樹（21）、河原雅彦（49）が29日、都内でMBS/TBSドラマイズム『文学処女』制作発表会＆試写会をスミス監督とともに開いた。
電子コミックサービス『LINEマンガ』に漫画家・中野まや花氏が連載している同名作が実写ドラマ化。恋を知らない文芸編集部の月白鹿子（森川）と、恋ができない男・人気小説家・加賀屋朔（城田）の関係から生まれる遅咲きの恋の様子を描いている。
森川は「普段、奇抜な役が多いですが、鹿子は26歳で恋をしたことがない純粋な役で、自分自身を取り戻した感じがします」と、率直な感想を。原作も読んだそうで、「初めて読んだときに、胸がキューってなる、むずっとうずく感じを感じたんです。その感じが映像にも現れていたら」と、意識したという。
さらに、城田との“絡み”のシーンもあるが、森川は、「そういうシーンをやるというのが正直心配していたんです。でも、前に学園モノで先生と生徒でやっていたので、そういう関係になれるのかなと。森川葵としても、鹿子としてもドキドキしていました」と、撮影中の心情を。
すると城田は、「僕自身私生活にセクシー要素がないんです。なるべく求められるものを、乾いた雑巾を絞るような感じで頑張りました。だから役作りは、非常に難しかったです」と、苦笑いしつつ「少女漫画あるあるですけど、主人公の鹿子ちゃんへは感情移入できるんですけど、加賀屋はミステリアスなので、本質的なところを見せるのが難しくて」と、悪戦苦闘だったそうだ。
一方、鹿子の前に現れるもう1人の男性・望月千尋役を演じる中尾は、「素直に演じようと思いましたね。現実にいたら望月の方が格好いいかな」と、城田の方を向きながら挑戦的なアピール。すると城田は「聞いてなかった」とすっとぼけたり、望月のキャラクター性に「行くときに行けなかったりもどかしいところ、女々しさがあるんです」と、やり返す一幕も。
撮影中のエピソードについて、中尾は「メチャクチャ暑い中でも、城田さんは加賀屋先生が着ているジャケットを着ているんです。1回貸してもらったんですけど、城田さんが『暑い』と一言も言わないから、暑いと言えなくて、汗だくになってましたね」と、城田のすごさを語れば、当の城田は「夏暑いの得意なんで」と、サラリ。
また、3年ぶりの共演となるという森川と城田へお互いのいまの印象についても質問が。これに森川は、「城田さんが現場に来るとヒマワリが咲いたようにパット明るくなるのは変わりませんでしたね」と、雰囲気のことを語る。城田も好きな本を尋ねられた際に「読書はあまりしなくて、好きで読んでいたのはドラゴンボールでクリリンがやられて悟空が超サイヤ人になる時の感動がこの作品には詰まっています」と、冗談めかして爆笑をさらうことも。
逆に城田は、森川へ「褒め上手になりましたね。TVとかでは観ていましたけど、全然雰囲気違うぞって。本当に魅力的で可愛くてビックリしました。3年前に感じなかった色気もあります」と、高評価。思わず森川は「大人の色気も感じますか？」と、城田に尋ね、城田も「そうですね」と、認める。
そんな2人だが劇中では、「鹿子ちゃんがたくさん妄想してくれるおかげで、いろんなことをしました」と、城田が言えば、森川は「私の妄想がエロくってごめんなさい」と、謝るなど、相当セクシーさがあるものになっている仕上がりのようだった。
作品へ森川は「学園モノのキュンキュンはりますけど、社会人になってからのものはなかなかないと思うんです。キュンキュンよりレベルの上がったギュッとする感じとかが詰まっていると思います。深夜にうずくなとい感じを楽しんでもらえれば」と、アピールし、城田も「観れば観るほど加賀屋の人間性とかが出てくると思うので、ただのキュンキュンとかただの恋愛ものではなくて、人間誰しもが持っている感情とかが入り混じっていると思います。セクシーシーンは多いですけど、物語の行方を楽しみにしてもらえれば」と、呼びかけていた。
ドラマ『文学処女』はMBSでは9月9日より毎週日曜深夜0時50分から、TBSでは同11日より毎週火曜深夜1時28分から放送！
