『三代目 J Soul BROTHERS』『EXILE』の“がんちゃん”の愛称で親しまれる岩田剛典(29)が4日、東京・有楽町のヒューリックホール東京で映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』(監督:柴山健次/配給:松竹 LDH PICTURES)カーペットイベントを、女優・杉咲花(20)とともに開催した。
漫画家・有賀リエ氏が『Kiss』(講談社)で連載中の作品が実写映画化。事故で車イス生活になった建築士の主人公・鮎川樹(岩田)と、樹に初恋の思いを寄せていたインテリアコーディネーターのヒロイン・川奈つぐみ(杉咲)とのラブストーリー。好きだけでは超えられないさまざまな壁を前に、2人のすれ違う気持ちや、その未来が描かれる。
“パーフェクトカーペット”と題して、会場には水色のカーペットが敷かれ2人は観客に見守られるなか闊歩。しかも、真実の愛を引き寄せるといわれる、3つの恋人たちのシンボルが盛り込まれる。1つ目は、撮影地である江の島の恋愛成就の名所・恋人の丘でも知られる恋人たちの真実の愛を固く結ぶと言われている“南京錠”を締めたり、真実の愛が鳴り響く“幸福の鐘”を鳴らしたり、真実の愛が降り注ぐ“ハッピーバルーンシャワー”を割るという3つを体験し、岩田からも「いやー最高ですね。本当にいいですね」と思わず声も漏れた。
岩田は台風が近づいているということで、「お足元が悪い中ありがとうございます。こうしてイベントができることを幸せに思っています」と、感謝から切り出しトークをスタート。
役作りへ岩田は「僕と花ちゃんが9歳くらい年齢が違っているので父娘に見えないかなと思って……冗談ですよ」と、お茶目さを見せつつ、真面目な顔に戻って「監督と3人で毎シーンディスカッション微調整しながら進めていって。かなりクリエイティブに作品にかかわらせて頂きましたね」と、しみじみ。
杉咲は「これだけお話し合いをしながらは初めてで、なかなかできることではなくて、濃厚で贅沢な時間でした。いままで以上に悩んだこともありました」と、大変さを伺わせた。
作品ではデートシーンもあったが、ロケ先での思い出へは、岩田は「2人でソフトクリームを食べるシーンがあるんですけど、そこにイナゴアイスというのがあったんです。スタッフさんが頼んでいて、本当にイナゴが刺さっていて、それが印象に残っています」と、まさかのイナゴ話となり、杉咲っも「バッタが乗ってるんですけど衝撃で」と、笑って乗っかる一幕も見せていた。
岩田から「この秋1番の純愛ラブストーリーになっています。楽しみにしていてください。公開に向けてガンガン盛り上げていきたいと思います」と、呼びかけその後のプレミアム上映会の舞台あいさつへと向かっていた。
映画『パーフェクトワールド 君といる奇跡』は10月5日より全国ロードショー!