松田龍平 将棋初段免状もらいニッコニコ!渋川清彦に乗っかり「ありがとマンモス」とお茶目な一幕も

松田龍平 将棋初段免状もらいニッコニコ!渋川清彦に乗っかり「ありがとマンモス」とお茶目な一幕も1

松田龍平 将棋初段免状もらいニッコニコ!

 俳優・松田龍平(35)、渋川清彦(44)、新井浩文(39)、松たか子(41)、窪塚愛流が8日、東京・有楽町のTOHOシネマズシャンテで映画『泣き虫しょったんの奇跡』(監督:豊田利晃/配給:東京テアトル)公開記念舞台あいさつを豊田監督(49)、原作者で棋士・瀬川晶司五段(48)とともに開いた。

 瀬川五段の自伝的小説が原作。幼い頃から将棋一筋で生きてきた“しょったん”こと瀬川晶司(松田)がプロ棋士になる26歳という年齢制限の壁に阻まれ1度はプロ棋士になることを諦めながらも、再チャレンジによりプロ棋士編入を成し遂げるまでを描いている。

 登壇者たちがそれぞれ喜びなど固めなあいさつをするなか渋川は「マンモスありがとうございます。マンモス嬉しいです。きょうは泣きそうな感じがあります」と、劇中に登場するキャラクターをまねるお茶目ながらも少しセンチメンタルを感じさせるコメントから切り出していたが、これを聞いた松田も、「感極まってます。ありがとマンモス」と乗っかり、笑いを誘う温かい空気のなかスタート。

 将棋を扱った作品ということで、撮影の休憩時間にも将棋をさすことがあったそう。渋川は「龍平と結構やってたんですけど、龍平、俺に負けるとすごい悔しがるんです」といい、松田も「まわりはみんな強かったんですけど、きいくん(渋川)はいい勝負の相手だったんです。絶対負けたくない相手だった」と、いいライバル関係だったようだ。

 さらに、作品内で表現として泥沼に沈むシーンへ松田は「(泥が)いい素材で」と、案外気持ちよかったような感じや、瀬川五段のクセである頭をかきながらという行動を瀬川五段から止められたというエピソードも飛び出していた。

 イベント後半には日本将棋連盟から初段を表彰されるサプライズが!これには松田も「全然弱いんですけど大丈夫ですか?」と戸惑い気味。その理由として本作で将棋の普及に務めたなど理由が免状をもらうと、松田はニッコニコで「松田初段ですよろしくお願いします。僕に挑戦したい方がいればどしどし。受けて立つんで」と、ノリノリで一気にテンションも上がったようだった。

 また、この日は、窪塚洋介とPINKYの息子である愛流が登壇。本作が初の俳優活動で、人生初となる舞台あいさつへの出席だったそうだが、最初こそ緊張気味だったが、「うまく演技ができるか不安だったんですけど、自分なりに精いっぱいやってみました。泣くシーンとか難しかった」と振り返り、自身のシーンを見返してみて「自分ってすごいんだなって」と、自画自賛して、会場を沸かせていた。

 最後に松田は「いろんな人の思いが詰まった作品に出演することができて本当に本当に幸せです。瀬川さんの半生と重ねて楽しい気持ちでした。正直に、素直に、演じたつもりなので、その気持ちが伝わっていればいいなと思っています」と、思いを伝えていた。

 映画『泣き虫しょったんの奇跡』は全国ロードショー中!

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