俳優・中川大志(20)、伊藤健太郎(21)が18日、東京・スペースFS汐留で映画『覚悟はいいかそこの女子。』(監督:井口昇/配給:東映)トークイベント付学生試写会に登場した。
漫画家・椎葉ナナ氏が『マーガレット』(集英社)に連載している同名漫画を実写映画化。“超絶イケメン”だけど恋愛経験はゼロという究極ヘタレな主人公・古谷斗和(中川)が、学年1のクールビューティー・三輪美苑(唐田えりか)に本気で恋に落ちたことから、彼女を振り向かせるために泥くさく、奮闘していく姿を描いた青春コメディ。
2人が登場するだけで、会場内には黄色い歓声が巻き起こるなかスタート。なかには前方の席ながら双眼鏡で2人を見ている観客もおり、伊藤も思わず「見えない距離!?」とツッコみ、あまりに盛り上がったため中川が「何話すか忘れちゃったよ!」と、苦笑いするほど笑いが絶えないものに。
司会からは、お互いがお互いを見て、愛され男子なのかヘタレ男子なのかをジャッジするという質問が。中川から伊藤へ「僕から見たら愛され男子ですよ。現場でいつも自然体だし、飾らないし、男らしい部分がある。それに、気があって接しやすいんです。初めて会ったとは思えないくらい、趣味も合ったりして、取材を受けてても同じこたえにあなってて、どっちかの答えだけでいいんじゃってくらい(笑)」と、べた褒め。
伊藤は中川へ、「愛され男子もヘタレ男子もどちらも持っていると思います」と言いつつ「僕で言うと地元の人感じる。地元一緒なのかってくらい(笑)。やっと共演できたという感じです」と、“相思相愛”ぶりを披露していた。
イベント後半には、観客らから事前に集めた質問に答えていくこととなり、高校生のときにやっておいた方がいいことへ、伊藤が質問者へ「彼氏とか好きな人いる?」と問いかけると、中川は「好きな人は大志だよ」と、茶化して伊藤もこれには苦笑。それでも伊藤としては、「制服でデートとかしたほうがいいよ。いま僕らが見るとうわーって気分になるから」と、オススメすることも。
さらに、作品タイトルにかけ、いままでの人生で1番覚悟を決めたことはという問いには、中川が「逆に覚悟がないとできない仕事というか。現場ってカメラの前に立つとか人前に立つことは大変なことですから。気合というか覚悟がいるなって」と、俳優業のことをしみじみ。
ほかにも、仕事前にしているルーティーンはないかとの質問に中川は、「クランクインの日、映画の公開日とか、赤いパンツはいています。願掛け的な」と、“勝負日”の下着の色を告白。観客からは「きょうは何色?」と攻めた声も飛んだが、さすがに中川は、「秘密~」と、笑顔でかわす。一方の伊藤はといえば、「カメラが回って、『よーい』のときに息を吐きます。やると長台詞とか意外といけたりするんです」と、仕事に役立っていることを話していた。
映画『覚悟はいいかそこの女子。』は10月12日全国ロードショー!