女優・吉田羊（年齢非公表）が27日、都内でWOWOW「連続ドラマW コールドケース2〜真実の扉」の完成披露試写会に、共演の永山絢斗（29）、滝藤賢一（41）、光石研（57）、三浦友和（66）らとともに出席。神奈川県警捜査一課のなかでチームを牽引する主人公の女性刑事役を演じる吉田は「未解決事件はたくさんあるが、刑事ドラマではなく人間にフォーカスした人間ドラマ。正義を振りかざして悪を懲らしめるのではなく、容疑者に寄り添いながら解決を見つけていく、慈しみのドラマ。ぜひ、WOWOWに加入いただいて、シーズン1から、そしてより進化したシーズン2を観て欲しい」と熱烈PRした。
未解決凶悪犯罪、通称”コールドケース”を扱う捜査チームの活躍を描く日本版”コールドケース”待望のシーズン2。ある大学の敷地から白骨死体が掘り起こされ、一緒に埋められていた学生証から判明した人物が、197１年に起きた学生と機動隊が激しく衝突した横須賀暴動に参加した後、行方不明になっていた…というストーリー。
2年ぶりのシーズン2となるが、吉田は「”コールドケース”は度々帰りたくなるような場所。ホームみたい。（役柄の）石川百合を演じていてどこからどこまでが自分かわからなくなるくらい、自分にリンクしている。スタッフもいい意味で妥協を知らない職人のみなさんで、ライフワークとして何年もて続けたい作品」としみじみ。シーズン2の見どころについては、「5人の絆が深くなっていること。お互いをいたわりあっているカットが多い。とにかく、この4人が優しくて安心感が半端ない」と振り返った。
一方の共演陣たちも、1から2で”吉田さん”から”羊さん”へと吉田への呼び方が変わったという永山は「意識して変えたつもりはないんですけどね。百合と（役柄の）信次郎の関係性、距離も縮まっているし、そこが原作にうまく書かれていたので、演じていて楽しかったし、それが原因かも」と照れ笑い。そのほか、セクシー刑事キャラの滝藤は現場で筋トレに勤しんでいたというが、「オレは陰ではやらない、でもいまヨボヨボだけどね。シャワーシーンがやりたい。ただただ、テレビで脱ぎたいだけ。別にいい体しているわけでもないのにね」と茶目っ気たっぷり。ボス役の三浦も「”ケンちゃん”って呼ぶと、（永山、滝藤、光石の）3人振り向くから、僕は（滝藤を）タッキーって呼んでいる。ジャニーズでも継ぐのかってね。吉田さんの呼び方は困っている。”羊ちゃん”も子どもっぽいし、”羊さん”も違うしな。だから、”ねぇ”とか言ったりして、まだ迷っている。シーズン3で決めようかな」。
チームワーク抜群の面々だが、この日は、お題にちなんで、コールドケースで調べたい時代は？のMCからの問いに、吉田が「いま！」と即答。「平成最後の”コールドケース”になるが、おそらく絢斗くんがまだWOWOW入ってない」と暴露。「ここでいう？」と困り顔の永山にすかさす吉田が加入の契約書をわたし記入を促し、「はい、住所と名前書いて！」とステージ上で永山がWOWOWへの公開加入を強要されるはめに。リアルに住所を書き込む生真面目な永山に共演陣たちは「住所は〇〇だって、これ、見せられないね」などと茶目っ気たっぷりにイジリ倒していた。
WOWOWプライムにて10月13日から毎週土曜22時放送（全10回、初回無料）。
吉田羊
永山絢斗
滝藤賢一
光石研
三浦友和