元SKE48でタレント・矢方美紀(26)が11日、都内で乳がんセミナー「Know ypur Lemons」に出席。今年4月に乳がんのため左乳房の全摘出手術を行った矢方は「セルフチェックで(胸に)いままでにないしこりを見つけたのがきっかけ。日々のチェックが大事だなと思った」と振り返った。
FWD富士生命保険が、日本において乳がんの啓発活動を展開するRFTC Japanとともに乳がん月間である10月にちなんで行ったセミナー。乳がん治療を行いながらタレント業を両立させている矢方向とRFTC Japan講師が乳がんに対する想いをトークセッション形式で語るもの。
この日、セミナー前に報道陣の取材に応じた矢方は、セルフチェックでしこりを発見した当時について、「ぽっこり凹凸があるなとわかった。乳がんのことをテレビでやっていて、年齢的に(自分は)検診対象ではないと思っていたが、なんだか人ごとに思えなくて、手軽にできるセルフチェックをやってみた」。その後、病院で乳がんと診断。「まさか自分がなるとは思ってもみなかった。年齢に関係なく乳がんになるんだなと思った。驚きよりも、これからどうやって治療していこうと不安になったが、仕事と両立しながら治療を行なっている人がいるという話を聞いて、私も治療とタレント業を両立させたいと思った」。
そんな矢方に家族の反応は「日々はなにも変わらない。家族でいると素でいられる。変に気を遣わず自然でいてくれるのがいい」としみじみ。現在の体調は良好な様子で、「午前中に放射線治療に行って、それからお仕事やプライベートの時間という感じ。いまは副作用もなく、過ごしやすく過ごせている。最初はお仕事ができないと思っていたので、いまは両立できているのが充実しているなと感じている」と笑顔を見せていた。