戸塚純貴×太田哲治「銀魂」ドラマとアニメのW山崎退イベント開催！
俳優・戸塚純貴、声優・太田哲治が18日、東京・新宿バルト9で映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』（監督：福田雄一／配給：ワーナー・ブラザース映画）大ヒット記念！実写映画＆dTVドラマイッキ見“応援上映”舞台あいさつに登壇した。
漫画家・空知英秋氏が2004年から『週刊少年ジャンプ』（集英社）に連載していた大ヒットコミック『銀魂』。TVアニメや劇場アニメーションなどがされていたが、昨年7月についに実写映画化され、大人気となりその続編。8月17日に公開され、興行収入は36億円を超え、シリーズ累計動員数は560万人を突破するという快挙を見せている。本作では、万事屋（よろずや）の銀時（小栗旬）、新八（菅田将暉）、神楽（橋本）たちが巨大な陰謀に巻き込まれ大騒動に発展していくが、戸塚は真選組監察方・山崎退（やまざき・さがる）役で出演。一方の太田はアニメ版の山崎退役の声を当てていることから“W山崎”で送るイベントとなっている。
「さがる！」コールが巻き起こるなか登場し、あまりの反応の良さに戸塚も感激しつつ「正直すごくドキドキしてます」と話したり、太田は「こういうアニメキャスト1人での登壇って、新選組イベントでは初めてなので立場的には変わらないんですよ」と、相づちを打つ。
太田は戸塚へ、SNSでも応援していたがこの場でも「私は推し推しでしたよ！」と声をかけつつ、「山崎もミツバ篇にも出ていましたけど、いよいよ本編に参戦でした。でも、戸塚くんなら大丈夫だなって思いました。アニメが爆発的に反響が大きくなって、そこからの実写だとプレッシャーもあったと思います」と、思いやる姿も。
逆に、戸塚から太田へは「太田さんの鼻から抜けているような聴き心地のいい声なんです。なめらかなニュアンス、感情的なところと普段の感じがふわふわしている感じのところは実写でも使わせて頂きました」というと、客席からも「わかるー！」と、共感の声も飛んだ。
そんな2人は相手がコメントしているときに、“感涙にむせぶ風”なリアクションをとったり、同じ行動をとったりと、歓声が沸きまくるなか、戸塚は「山崎退の台詞には僕自身救われているところがあるんですよ。『踏み台ナンバー1』とか、そういうのを観ていると、こういう生き方というか自分の強い部分とかは、もしかしたらほかの人が持っているものではなくて、どこかで輝ける場所があるんんじゃないかって。だから僕にとって山崎退はかけがえのない存在というか」と、しみじみ。
すると太田も、「私も山崎を演じるときに、山崎ってどこにでも、誰にでもいる存在だと思って演じているんです。ほかの人たちとは輝くのとは違うところである輝きというのがみなさんに少しずつ共感してもらえるととても嬉しいなって思って演じているところがあるんです」と、戸塚とうなずき合う様子も見せていた。
さらに、ドラマで戸塚が言った台詞を太田が言うというコーナーも開催。太田は戸塚がチョイスしたという「目立たないと言っても戸塚くんには、伝家の宝刀・ウィザードがある。ミントンとカバディしかない俺とは所詮格が違うんだ。君と俺とじゃ地味の器が違う」「俺たちの周りには俺たちより華がある人たちがたくさんいる。そして、その華を飾るために土がある。踏み台が必要なんだよ。俺たちは人気ナンバー1にならなくていい、踏み台ナンバー1になればいいんだよ。自分の役割り、立ち位置で精いっぱい頑張ればいいんだよ。そんな戸塚くんに向けてスパーキング！」と2つの台詞を言って、戸塚は目に涙をためながら「生きててよかった！」と、太田とハグして大歓声を浴びていた。
イベント中盤からは福田監督も飛び入り！太田へ福田監督は「ありがとうございますと言いたくて」と、戸塚とともに頭をさげ太田も「私もやっていてよかったなって」と、笑みも浮かんだ。
最後に太田から「たくさんのみなさんのおかげで、監督や戸塚くん、役者のみなさんのご尽力のおかげもありますけど、ファンのみなさまが応援してくれたおかげでこのような素敵な機会や素敵な作品が生まれたと思います。個人的には次回も期待したいかな」と、映画『銀魂3』を熱望すると福田監督も「3やりたいですね！3やろう！」と、明言こそしなかったもののノリノリ！
さらには、太田は戸塚による山崎のドラマも熱望し、「アンパンとか、アンパンとか、アンパンとか、アンパンとかアンパンもありますので、どんどん崩れていく戸塚くんも観たいと思います」と言い出し、戸塚も「来年アンパン生活ができるということで」と、はやり乗っかって大盛り上がりとなっていた。
映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』は絶賛公開中！
動きをまねる太田
“感涙にむせぶ風”な演出も
銀魂3を熱望する3人