声優・山寺宏一、女優・川島海荷、観月ありさ、『オリエンタルラジオ』藤森慎吾が19日、ユナイテッド・シネマ豊洲で映画『モンスター・ホテル クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!』(監督・脚本:ゲンディ・タルタコフスキー/配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)初日舞台あいさつに登壇した。
『モンスター・ホテル』シリーズ2年ぶりの最新作。作品タイトルどおり家族旅行で豪華客船クルーズに行くというもの。ドラキュラ役の山寺、ドラキュラの娘・メイヴィス役の川島、メイヴィスの夫・人間のジョナサン役の藤森、ドラキュラが一目惚れするクルーズ船の船長・エリカ役を観月が日本語吹き替えを担当している。
シリーズ3作目ということで川島が「また会えると嬉しいですよね。1作目では私は10代だったのが24歳になりまして」と、しみじみ話すと山寺も、「大人の女性になっているのでビビンときました!」というと川島は「嬉しい!」とほほ笑むほのぼのとした雰囲気に。
作品の見どころへ、山寺はドラキュラの恋といい、「恋をするとああいうふうになるんじゃないかなって思って。言葉もおかしくなるんじゃないかなって。とにかくカワイイです」とのこと。
川島はといえばドラキュラの娘に当たる役なだけに、「お父さんの恋を見守るってどういう気持なんだろうって(苦笑)。でも、娘的にはお父さんに幸せになってもらいたいし、メイヴィスの気持ちを考えてもらいたいと思いながらやっていました」と、微妙に揺れ動く感情をアピール。藤森は、「今回活躍できるなって。最後の方格好いいです」と、話していた。
続けて、観月はエリカ船長に合わせた美脚が覗く真っ白なミニワンピース姿で現れ、男女関係なくといった様子で3人の視線も釘付け。そんな観月は、本作が声優初挑戦にして初吹き替えとなったが、すでにほかの声が収録された映像に吹き込んだのだそうだが、「お芝居よりも、すべてを大きくやらないといけないのが苦労しました」と大変なところもあったようだが「ほかの声優さんの声が入っているところに触発されながらで」と、刺激にもなり「声優さんって夢があっていいですよね!シリーズで4があったら出してください!」と、相当に楽しい体験になったようだった。
その観月の声優ぶりについて、山寺はキャスティング前からエリカ船長のビジュアルを見て思っていたことがあったそうで「観月ありささんかなってイメージしていたら、本当にそうなって」と、ドンピシャだったあまりビックリしたそうで、「コメディとかされているのも拝見していましたけど、素晴らしかったです」
さらに、旅行が趣味という観月は二十歳ごろに母親たちと世界一周旅行にもでかけたというエピソードを披露。これに川島も世界旅行に行きたいと乗っかったため、藤森が川島へ『ZIP!』にレギュラー出演していることを引き合いにもう何“ZIP!”分と冷やかしていたが、終了後の囲み会見で記者から「もう何年『ZIP!』をやれば世界旅行に届きそう?」と声がかかると、川島はひたすら苦笑いを浮かべる一幕も。これに藤森が「そういうものじゃない、もう溜まってると思いますよ!」と、今度は“妻”をかばう一幕もあり、トークを盛り上げていた。
映画『モンスター・ホテル クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!』は公開中!