俳優・横山剣(56)、ロックバンド『クレイジーケンバンド』、伊原剛志(53)、中野英雄(52)、駿河太郎(39)が25日、東京・TOHOシネマズ新宿で映画『イイネ!イイネ!イイネ!』(監督:門真直人/配給:KATSU-do)公開記念舞台あいさつを脚本を担当した一雫ライオン氏、門馬監督とともに開き、司会はお笑いコンビ『2700』が務めた。
横山を中心に結成された“CKB”ことクレイジーケンバンド。2016年に横山のデビュー35周年、17年にバンド結成20周年、18年にはデビュー20周年とバンドにとって記念イヤーが続いている。本作では横浜の街を舞台に、男たちの友情物語がCKBの名曲とともに彩られ、メンバー全員がそろって本人役で出演するという豪華なものとなっている。
横山は本作で本人役を演じてみた感想を求められ「分からないですね。異次元にいる感じで。自然を心がけようと思ったんですけど現実なのかファンタジーなのかが段々分からなくなりました」と、不思議な感覚だったようで。伊原さはそんな横山らCKBの演技へ「フレッシュでした」と、渋い声で評して、笑いを誘った。
本作が作られるきっかけとなったのは2013年の舞台の打ち上げでの駿河の一言がきっかけだったそうで、「舞台を重ねていくうちに剣さんが最終的にお芝居楽しくなってきたと言ってきてて。(中野)英さんもそそのかして、クレイジーケンバンドさんの世界観を映画にしたら面白いんじゃないかと言って」と、誘いをかけたのだそうだ。
イベントでは『2700』の持ちネタ『右ひじ左ひじ』にかけて『右イイネ!左イイネ!』を全員でやって盛り上がったあと、横山から「横浜の混沌とした感じ、ダークな部分を描きながらも、そんな人達にもどこかにいいところがあるんだという救いがある映画です。何度観ても大丈夫なんで、愛してください」と、呼びかけ終演を迎えていた。
映画『イイネ!イイネ!イイネ!』は絶賛公開中!