アイドルグループ『欅坂46』の長濱ねる(19)、上村莉奈(21)、尾関梨香(21)が31日、東京・有楽町のニッポン放送 イマジンスタジオでラジオ番組『欅坂46 こちら有楽町星空放送局』(金曜・深夜0時20分~)番組公開収録イベントを開き、抽選に当たったラッキーなファン120人を前にトークを楽しんだ。
2016年4月2日にグループ初の冠レギュラー番組としてスタートした“こち星”の略称で親しまれる番組。今年3月には2周年を迎えたことを記念して初の公開録音を開催していたが、今回2回目の公開収録を開催することとなった。
まずは、メディア向けに3人で代表質問に答えていくことに。今年3月の放送から平手友梨奈からメインパーソナリティをバトンタッチした長濱だが2回目の公録も、「今回も緊張しているので、みなさんと一緒にラジオを作れたらと思います」と、相変わらずの初々しい反応。
今年も残り約2ヶ月だが、番組でやりたいことはないかとの質問に長濱は、「『欅坂46』は変わった味覚の子が多いので、一緒に料理を作りたいとお話していて、ラジオで3分クッキングみたいなことをしたいです」と、抱負を。
ほかにも、番組のノベルティである“こちペン”のほかに、今後どんなノベルティが欲しいかという話題が振られると、「プラネタリウムとかプレゼントできたら。それにTシャツとかあれば私達もレッスンとかで着れるね」(長濱)、「こちペンがあるから、“こち消し”で大学生や社会人のみなさんに、ペンとセットで使ってもらったら」(尾関)、「こちペンと、“こち消し”が入るポーチで!」(上村)と、リレーのように話をつなげたり、長濱は「みなさんからお便りを頂いて、作れたらと思います」と、話を着地させた。
そして、20分番組2週分の収録へ。1本目は上村と長濱によるトークで、ガラポンを回しそこに会場のファンや事前にメールなどで寄せられた話してほしいテーマが書いてある『ガラポンテーマトーク!』コーナーを開催。「1週間お休みがあったらどこに行きたい?」「部屋のお気に入りスペース」「飼ってるペットや、飼いたいペット」といった質問にプライベートを交えて語っていったが、ときには上村がガラガラを逆に回してしまって笑いを誘う一幕もあった。
番組の曲中に、長濱は「ゆる~くこんな感じでやってます」と話しつつ、集まったファンに「いつもこち星聞きながら何をしている?」という質問も。仕事やバスタイムに聞いているというファンの話に耳を傾けていたが、ラストの部分の収録の際に上村が、机の上に“違和感”を感じ長濱に助けを求め、長濱がなんとかした結果、上村からは感謝、観客達から拍手が飛ぶ一幕もあった。
後半は長濱と尾関の公録へ。今後こち星でやったら楽しそうな企画を送ってもらいトークする『こち星企画会議』を行い盛り上がったり、ラストでは、ラップ調であいさつし楽しげな様子も。その途中の曲中には今度は観客から質問を募り、尾関へ大学での卒論の進捗ややる気がでないときにも進めるコツはないかという相談に、「1日100文字でもいいのでコツコツ進めています。でも、やる気にならない日はやらなくてもいいのかも」と、アドバイスしていた。
収録が終わり、今回の公録の感想へ上村は「久しぶりのラジオだったので緊張しました。でも、すごく楽しくて、またやりたいと思いました!」と、笑みがこぼれると、尾関は「ラジオの収録って楽しいんですけど、みなさんの前でやるともっと楽しいなって。また、近いうちにやりたいです」と、熱望。
そして長濱は「ラジオは普段ラジオを聴いてくださっている方に1対1の空間という感じで、すごく好きだなって思っていて、ラジオを通して誰かがいるんじゃないかと思うんです。でも、きょう来てくださっている人を見て、ラジオを通してみなさんがいるんだと確認できて、すごい嬉しいなって思いました。『こち星』はゆる~く楽しく作っていきたいので、みなさんがこういう企画を見たいとか、こういうメンバーに来てほしいとか、ひらがなけやきのメンバーとか、ひらがなけやきの2期生とかまだ出てないメンバーもいっぱいいるので、みなさんにもっと好きになって頂けたらと思っています」と、思い描いていた。
この模様の1本目は11月9日深夜、2本目は16日深夜に放送を予定している。