女優・飯豊まりえ(20)が7日、東京ドームシティ ラクーアガーデンステージで『東京ドームシティ ウィンターイルミネーション~江戸の粋・日本の華~』イルミネーション点灯式に登場した。
2005年以来14回目となる、今年の東京ドームシティは“和風”(Japanese Style)をテーマに、日本の暮らしや伝統工芸のモチーフを取り入れたイルミネーションを7日から2019年2月17日まで展開。伝統工芸「江戸切子」の輝きやデザインを光で表現し、万華鏡のように変化する演出や、高さ約6メートルの鶴と風船で彩られた光り輝く「折紙」のツリーも登場するなど、現代で江戸時代の和を感じられるものとなっている。
「イルミネーションに合うように」「振り袖を着てイベントは初めてです」と、艶やかな振り袖姿で登場した飯豊。会場となった東京ドームシティは「戦隊が好きで、戦隊ショーを観に来ました。感慨深いですね」と、幼少時代を思い出したり、この期間に提供されるニューの和風スイーツへ「食べました。抹茶パフェです!すっごくおいしかったです」と、ほおも緩む。
クリスマスの思い出へは、「いい思い出というか、記憶に残るものがなかったんですけど、一昨年に家族で過ごしていました。母が買ってきてくれたクリスマス限定ケーキのろうそくを口で吹き消していました。その動画が残っていて。クリスマスに外でという記憶はなくて」と、ほっこりなエピソードを披露していたが、今年は、「さっき聞いたところお仕事でした」と、苦笑い。
さらに、クリスマスに関連してサンタさんの思い出はないかとの質問には、「最後に着たのは小学五年生だったんです。いつもは戦隊のヒーローのグッズなんですけど、最後の年はお札が来たんです。サンタさんからのお札にすごく泣いて『こんなのいらない!』と言って。そうしたら、次の日に、お札がなくなってゲーム機があって(笑)。私のうちに来るサンタさん的には、ちょっと夢が現実になってしまいましたね。いまとなっては面白いエピソードでしたけど」と、楽しげに振り返っていた。
実は点灯式には初めての起用という飯豊は「緊張します。責任重大じゃないですか。押し間違えはないと思いますけど……」と、観客たちと元気よく10カウントし、場内は赤とオレンジが目を引くイルミネーションが無事点灯し、笑みがはじけた。
点灯式を終えて、「思っていたより人が多くてビックリしました!思っていた以上にみんなでつけた感じで、カウントダウンを一緒にしたのは心強くて」と、大声でカウントしてくれた集まったファンに感謝していた。
終了後には、今年の流行語大賞にノミネートされた30語が出たということで、飯豊にも今年の自分の流行語を挙げてもらうと、“花晴れ”との略称でも親しまれた今年4月から放送され自身が西留めぐみ役で出演したドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』の撮影を挙げ、「“花晴れ”っていうワードは自分の中でもいまでもすごく。共演者のみなさんともいまでも仲良くさせて頂いていて、そういう出会いが自分の中では特別だなって」と、目を細めながら思い返していた。