ジャニーズJr.で『宇宙Six』の松本幸大(29)が10日、東京・DDD青山クロスシアターで舞台『カクタス・フラワー』(演出:板垣恭一)フォトコールを女優・水夏希(46)、増田有華(27)、青木さやか(45)、俳優・吉田栄作(49)、松尾伴内(55)とともに開いた。
1965年にブロードウェイで初演された傑作コメディーで日本では『サボテンの花』という邦題でも知られる作品。ワケありのユニークな登場人物たちが小さな嘘を積み重ね、そこに思わぬハプニングも連発する爆笑必至の作品だ。
フォトコールでは数シーンが公開。松本演じる劇作家を目指す青年・イゴールが、増田演じるトニを救出するために部屋に飛び込み、その場で、なぜかいきなりダンスのように華麗なターンやハイキックなどを見せるシーンもあった。
終了後には囲み会見が開催。青木からは、今回公開されたシーン以外で松本とラッパーになるシーンがあるとも明かされたが、松本は「イゴールという作家志望の青年をやらせてもらうんですけど、青木さんがおっしゃられたようにラッパーもやりますし、途中、ウエイターという役もあります。僕の人生の中でやったことない役をやらせてもらえるので、すごいいい経験だなって」と、俳優としてより成長につながったよう。
実際に習ったことはないかと質問が飛ぶと「所作ですね。日本人なんで日本の行動をしてしまうんです。アメリカ・ニューヨークが舞台なので、そういうところは栄作さんに『ここは、こう』とか教えてもらって」と、お辞儀の仕方とかを習ったという。水にも習うところがあったといい松本は、「女性とのダンスでの男の動作というのが踊ったことがなく、あまり分かっていない部分とかがあって。そういうところは水さんが男役の知識をすべて教えてくださって」と、社交ダンスもありそうな感じを伺わせていた。
そんな松本に、松尾が「言って言って!」と、自身のことも促したが、松本は「松尾さんはないです」と、キッパリ。「えっ、教えたじゃん!」と、“猛抗議”する松尾に松本は「すごい褒めてくれるんですよ。ぼそっと『そこ、すごい良かったよ』と言ってくれるのが、すごく元気になって」と、丁々発止なやりとりで笑わせていた。
それでも、周りを見回し松本は、「みなさんすごい方たちなんでまずは負けないようにと思っています」と、負けず嫌いな一面を見せた。
「最初は緊張しましたけど、いまは楽しくて。本番も楽しみで、僕を観てほしいし、各みなさんを観てほしいなって思います!」と、アピールしていた。
舞台『カクタス・フラワー』東京公演は10日から12月8日までDDD青山クロスシアターにて、大阪公演は12月11日にサンケイホールブリーゼにて、静岡公演は12月13日に静岡市清水文化会館マリナート大ホールにて上演!