歌手・西内まりや(24)が12日、東京・六本木ヒルズ 大屋根プラザでシャンパーニュブランド『メゾン マム』プレス発表会に元陸上競技選手のウサイン・ボルト氏(32)とともに出席。今年3月に事務所を退社後初の芸能イベントとなり「自分の人生を誇りに思えるように歩んでいければ」と気持ちを新たにした。
年末に向けてシャンパーニュ需要が高まる日本市場を盛り上げるために開催。ボルト氏はブランドのCEO(チーフ・エンターテインメント・オフィサー)を1年前から務めていることや、西内もボルト氏とともにグローバルキャンペーン『WHAT’S YOUR NEXT VICTORY』動画でアンバサダーとして参加していることからゲストとなった。
現在、陸上選手からサッカー選手へ転向したい意思を発表し話題となったが「サッカーはたくさん学ぶことがあります。今情熱を持っている原動力がサッカーです。世界に示していければ。本気になれば、なんでもできると信じています」と、力強いメッセージを。
一方、西内は出演依頼が来たときのことへ、「インスタグラムのDMに来たんですが、ただただ光栄で!普段から マムを飲んでいたので嬉しく思いました。ビックリしますよね」と、笑みが漏れる。
アンバサダーとして登場する動画では『次なる勝利は世界で』とメッセージを寄せていた西内だが、その撮影へ、「実際にパリのマムの工場での撮影で、セラーでの撮影だったんですけど、ひんやりした中での撮影は神秘的な時間だったなって」と、楽しんだようだ。
西内とボルト氏のトークも展開されたが、ボルト氏は、西内の印象へ、「初めてお会いした時に映画のスターのように取り巻きの方を多く連れていらして。でも礼儀正しくいらっしゃるなって」と、大物のようだったと言われ西内は大恐縮といった様子。
さらに撮影エピソードとして、ボルト氏が「サーベルでコルクをカットするというので、2回ほど失敗してしまって。少し手も切ってしまって」と苦笑いすれば、西内は「私は日本刀でチャレンジしたんですけど、1回でポーンとコルクが飛んでいってしまって、驚いた表情をしてしまって(苦笑)。楽しい撮影でした」と、振り返っていた。
西内へは、今後はどんな新しいことにチャレンジしていくのかという質問が飛んだが、「音楽を中心に作っていきたいと思っていまして、国境を超えて作っていきたいと思っています。英語をもっともっと勉強しているところです」と、意気込みも。
そんな決意を披露した西内だが、ボルト氏へ、「大変なときにどんなモチベーションで臨んでいた?」と質問を寄せ、ボルト氏は「自分は何でもできるんだと信じることだと思うんです。私は自分では何でもできるをモットーとしています。また、失敗することは別に大丈夫だと。失敗をしても次に成功するために何をすればいいか課題が見つかるので、失敗を恐れず前進していくことだと思います」と、アドバイス。
これに西内は、「私自身もパワーをもらいました。ボルトさんのように国境を超えて感動してもらえるように、エンターテインメントを作っていきたいと思います!」と、これからの活動の糧になったようで、「このようにみなさんにお伝えできるのは久しぶりなんですけど、いまは何もかもが大きく変化している時代です。当たり前があたりまえではなくなっている時代です。みなさんの心の中にある声を大事にして、突き進んでほしいなと思います」と、自身の心の声を語っていた。
ボルト氏から「次のコラボレーションで一緒に歌でも歌えたら」と、誘われたり、西内から 「私もですけど、紆余曲折な人生とか、すごく平坦な道とかありますけど、最後には自分の人生を誇りに思えるように歩んでいければと思います。みなさんも一緒に歩んでいきましょう。そして、歩み続けていても疲れてしまうこともあるので、たまにはマムで乾杯して心を解放させて行きましょう」と、コメントを寄せていた。