“キンプリ”の愛称で親しまれているアイドルグループ『King&Prince』の平野紫耀(21)が19日、東京・TOHOシネマズ日比谷で主演映画『ういらぶ。』(監督:佐藤祐市/配給:アスミック・エース)公開記念トークSHOWイベントに登場した。
漫画家・星森ゆきも氏の累計180万部突破コミック『ういらぶ。-初々しい恋のおはなし-』が実写映画化。幼なじみのことが大好きすぎて、好きと言えないこじらせ男子の主人公・凛(平野)と、凛のせいでネガティブ思考になってしまったピュアなヒロイン・優羽(桜井日奈子)の“こじらせ”ラブ、『ういらぶ』(=初恋/WE LOVE)とともにその幼馴染たちの心情を描いたキュンキュン度の高いラブコメ作品に仕上がっている。
客席を縫っての平野の登場に、場内は大歓声!公開して10日ということで反響へ「おめでとうとか言われるんです。でもメールを見てなくて、よく『未読だろ!』と言われるんですけど、いまは100何件溜まってますね。どちらかというとメールより電話派です」と、考え方もチラリ。
キンプリといえば今月14日に紅白歌合戦に出場が発表されたが、司会からそのことを祝われ、平野は、「本当に今年デビューした時にオリコンで賞を頂いたんですけど、まさか1年目の僕たちが紅白という大舞台に出れると思って、ビックリとワクワクが同時に来ていますね。メチャクチャ楽しみですね」と、さまざまな感情が入り組んでいるようだ。
序盤は恋愛相談が多く、1つめから恋愛や何かをめぐって争った経験をと問われると「ないですねぇ。基本僕すぐ譲っちゃうんですよ。あんま取り合いになることないですね。雑誌とかで、メンバー内で同じ子を好きになったらという質問があったりするんですけど、それは譲りたくないなって思いますね。そういうときは譲らないです。そういうことにはなったことないですけど」と、グループには強気に出ることも。
初恋の人を忘れられないという相談には「こういうのはやめてほしい」と言いつつ、「いいなぁ、こういうのは。うーん……分からん。僕だったら1度忘れて……っていうか忘れられなかったら戻ればいいじゃん!そうならないということは何かあったんでしょうね。僕は本気で好きな人だったら何年かかっても運命的に戻ると思うんですよ。だからそれを信じて頑張ってください!」と、メッセージ。しかも、これは自身のグループ活動にも置き換え「僕が数年したら違う“~担”になりますと行くと思うんですけど、運命なら戻ってきてくれると思います。僕は信じているので」と、現実的なコメントをして、観客たちをうならせた。
さらには、兼業主婦の奥さんの労い方を問われ「ちょっと難しいのが入っていたので次行きましょうか」と、スルーしようとしたり“値切る”と“労う”を取り違えひと笑いさせつつ「僕なら部屋を飾り付けてプレゼントを用意しつつありがとうと伝えますね」と、かなりまともなコメントや、好かれているときのアイコンタクトの仕草を実演したり、好きな人を遊びに誘うコツへ「共通の趣味をみつけますね。僕ドライブ好きだから一緒に行きますね」と、教える。
ほかにも、本作主人公の凛へメッセージをリクエストされ「好きって言っちゃいなよ!」と、活を入れたり、ダイエットがうまくいかない方にドSメッセージをというリクエストに「痩せろバカ!」と、ドSっぷりを見せつけたり、クリスマスの予定へ「メンバーと鍋やろうぜ!と、世間のリア充たちを恨みながら鍋します」と、話したりとさまざまに明かして盛り上がった。
イベント後半には平野にサプライズが。平野の夢が『お札にのること』と、大好物が『ぬれおかき』ということで“お札パネル”と“ぬれおかきタワー”がプレゼントされることとなり、「うっそでしょ!!」と、大喜びで、ぬれおかきへは800個8キロと伝えられたが、「800個なんて2日で食えるぜ!」と、食いしん坊な一面も見せていた。
最後は平野が『WE LOVE』とコールすると、観客たちが「紫耀くんおめでとう!」と一斉にクラッカーを鳴らして平野に逆サプライズ!これに平野は驚きのあまりしゃがみこんでしまい、「ありがとう!ずるいぞ!!撃たれたかと思った」と、苦笑いでサプライズは大成功といった様子だった。
映画『ういらぶ。』は全国公開中!
※追記に伴いタイトルを変更しました。