プロフィギュアスケーター・安藤美姫(30)が7日、東京・アーバンドック ららぽーと豊洲 シーサイドデッキで『Sea Sideアイススケートリンク』オープニングイベントに登場した。
同所にて12月7日から2019年2月17日の期間、本物の氷を使用した本格的な屋外アイススケートリンク『Sea Sideアイススケートリンク』が設置。安藤がゲストとなり、子どもたちへのスケート教室を開くこととなった。
ダウンジャケット姿で登場した安藤は、同所に設置されたリンクへ「背景が抜けている感じがすごく綺麗ですね。ライティングあるのとかなと想像したりとか、晴れている日は青空の下で滑るということもなかなかないですよね」と、気に入ったよう。
子どもとお母さんの5組に、氷の歩き方などの基礎を指導。「簡単なスポーツなので年齢性別問わず、おじいちゃん、おばあちゃんもお孫さんとスベってもらえれば」とアピールしつつ、ギャラリーの子どもたちへ「将来のスケーターさん待ってるよ~!」と、未来のフュギュアスケーターたちへ呼びかけていた。
終了後、囲み会見を開き「バタバタで子どもたち楽しかったかなって思っていたんですけど、聞いてみたら楽しんでくれていたみたいでよかったです」と、イベントへ手応えを感じたようで、胸をなでおろす安藤。
直近で安藤は「全日本選手権全力応援という大事な予定があります」と話すが、注目選手としては、「もちろん日本の出場している選手を応援していますが、結果よりまず自分らしく。あとはけがなくということを応援したです」と、選手たちへメッセージを。
とくに、注目しているのは宇野昌磨選手(20)のようで、「同じ名古屋で小さい頃から見てきました。先生が違ったのであまりかかわりはないですが、外から見ていて本当に努力する選手で。いまは表現力とかに力を入れている選手で、爆発させてほしいなと」と、飛躍を願ったり、女子の宮原知子選手、坂本花織選手、紀平梨花選手らへもエールを送っていた。
さらに、先日、右足首の負傷により欠場が発表となった羽生結弦選手へ「けがで出場できないということは、日本中、世界中のみんなが、心配だなと思うところはあると思います。でも、彼はけがとうまく付き合って一緒にやっていくというそういうポテンシャルも持った選手なので、応援することがけがの快復につながるのかなと感じてます」と、コメントを寄せた。
安藤自身のことへ話題が向き、今年1年を振り返り「すごく充実していた1年かなと思います」と、充実の表情を見せ「今後へは私も三十路(苦笑)なので体調管理も気をつけて、大事に1日1日を過ごして行きたいですね。来年は2018年よりも、飛躍をと思っています」と、意気込む。平成という時代にやり残したことはないかとの質問に「ないですね。失敗しても成功しても、後悔しないように生きてきたので満足です」と、前を向いていた。