お笑いコンビ『和牛』の水田信二(38)と川西賢志郎(34)が10日、東京・渋谷のヨシモト∞ホールで「2018年『歳の印』捺印式」を『ガリットチュウ』の福島善成(41)と熊谷岳大(40)、『ジャルジャル』の後藤淳平(34)と福徳秀介(35)、『チョコレートプラネット』の長田庄平(38)と松尾駿(36)とともに開き、司会はタケトが務めた。
全国印章業経営者協会がはんこのことをもっと知ってほしいという思いから35ミリ角というミクロレベルで彫刻した2018年を世相を表すハンコ『歳の印』を製作。その初めての捺印を行うものとなる。
今月2日に開催された漫才日本一を決める『M-1グランプリ』から約1週間ということで、『ジャルジャル』と、『和牛』にその話題が振られることに。『ジャルジャル』は優勝する気マンマンで翌日、翌々日のスケジュールを優勝用に空けていたが結局旅行に行ったりという話や、福徳は最終決戦直後に腹痛でその場に倒れ込むも音声スタッフに軽くあしらわれたというエピソードを披露し笑いを誘う。
そして『和牛』。3年連続で優勝まであと一歩というところまで迫ったものの優勝を逃したということで、水田はうつむきながら「また負けて、来年どうしようかって相方と話をしたんです。3回も負けたらもう漫才やめようかって。でも、また話しあって、漫才続けよかと言ってて」と、わざと声を落として笑わせたり、「3回準優勝集めたら優勝って聞いてるんですけど」と言うと司会のタケトから「去年も2回集めたらって言ってましたよね!」とツッコミが入ったり、川西も「コメントの使い回しがひどい」と、呆れた表情を浮かべて、場内は大爆笑。(昨年水田が何を言ったのかの記事はコチラ!(「和牛」今年大活躍で“今年のハンコ”捺印!水田信二M-1グランプリ準優勝で「とろサーモンさんめ!」と悔しさ絶叫))
一方、川西は「去年もこのイベントに出演させて頂いて、優勝を逃してここで判子押すというのが、ここまでが年の瀬ですよ。優勝を逃したら頑張ったねという感じで、先輩、家族、歳の印が応援してくれて、これで来年も頑張れるぞ」と、昨年も本イベントに登場したコンビらしいコメントを残した。
イベント中盤には、登壇者自身の顔が彫り込まれたハンコをプレゼント。絵柄を見た水田は「味覇(ウェイパー) みたい」と評したり、川西は「似てる」と、楽しげ。そんななか今年の『歳の印』が被災地でのスーパーボランティアで話題となった尾畠春夫さんとなり、関係者から尾畠さん御本人に許可を得たエピソードも披露していた。
囲み会見では今年を振り返って、水田は「今年チケットとか単独ライブとかいっぱい売ってもらって、人気を維持したなって思います」といえば川西が「どっちかというと俺やで」と、ボソリとツッコんで、水田をあたふたさせたり、川西は「僕らもネタ頑張りましたよ」と、しみじみ。
最終審査発表直前のときの気持ちへ川西は「今年はとりあえず落ち着いてやるべきことをしっかりやるということにしていたんです。これまでもしかしたらとか思って浮足立っていたりしたので。ですから、今年はとくに無でした」と話し、水田は「あれ右の方からの発表だったら地獄でしたよ」と、苦笑いしていた。
また、水田は『M-1グランプリ』直後に、『とろサーモン』久保田かずのぶ(39)と『スーパーマラドーナ』武智(40)が配信したSNSでの動画の撮影現場に同席していたが、このことを問われ「僕はまったく審査に何も思ってない」といい、「上沼恵美子さんの『好き』というのは『面白い』という言い方で面白いを好きと言ってるだけ。『嫌い』というは『面白くない』と言ってるだけやから、好き嫌いで判断しているんじゃなくて、あの人が面白いか面白くないかで判断しているから、上沼さんの審査に何の文句もない。僕は。以上!」と、漫才のようにまくしたてるような感じで言い切っていた。