“くどはる”の愛称で親しまれる声優・工藤晴香(29)が16日、東京・文京区の講談社内で写真集『910hr』(講談社)発売記念イベントを前に、囲み会見を開いた。
人気コンテンツ『BanG Dream!(バンドリ!)』内のガールズバンド『Roselia(ロゼリア)』でギター担当の氷川紗夜役を演じる工藤が、初写真集を発売!沖縄ロケで撮り下ろした無邪気で、無防備で、ちょっぴり大人の魅力も詰まったグラビアと1万字のロングインタビューなど盛りだくさんに仕上がっている。
赤いドレスに黒のブーツを合わせて登場した工藤。写真集が出ると聞いたときのことへ、「もともと10代のころに専属モデルをやっていたのですが、20代最後の年で写真集が出せるというのは嬉しかったですね」と、しみじみ。
10月の上旬に沖縄で撮影。「沖縄県は初めて訪れましたけど、海が綺麗で行った方から聞いてはいたんですけど、想像以上に青くて透明で、すごくブルーの印象が強い場所でしたね。普段のお仕事では見せれない部分を表現できたらいいなって思って」と、刺激もあったようで、お気に入りの裏表紙の写真へは、「普段黄色みのあるものやロングワンピースを着ないので。それと、ものすごく早起きして撮った1枚でお気に入りなんです」と、撮影を懐かしんだ。
話がインタビューのことへ。「自分の幼少期とかを振り返るとか、自分の影響を受けた作品とはとか、いまのやっている職業に通じるものがあって思い出すことがいっぱいありました」と、自身のルーツを探る旅になったとも。そのインタビューでは『30歳に結婚したい』という願望も記しているらしいが「実現不可能なのは分かっていますけど、子供のころから言っていたので、アンケートに書いちゃおうって」と、苦笑いだった。
さらに、インタビュー内には豪華ゲストとの『夢のガチンコ対談』なるコーナーも。その対談相手でとくに印象的だったのは声優・相羽あいななのだとか。相羽といえば、『バンドリ!』内の『Roselia』ボーカル担当の湊友希那役としてともに活動もしているが、「同じ仕事仲間の相羽あいなさんと対談させて頂きました。つい最近お仕事で知り合った関係でしたけど、いままでお仕事をしてきましたが、相羽さんは一緒にいる時間がものすごく……1番長い相手で、この対談を通して、今まで知らなかった彼女のこととか、彼女自身も対談が終わった夜LINEで連絡をくれて、『あらためてくどはると対談して、仕事頑張ろうって気持ちになれたし、いままでいろんなことを乗り越えてこれたんだなって』という、感謝の気持ちの連絡が来たんです。この対談がきっかけで彼女との仲も深まったなって思います」と、思いあふれるエピソードを披露した。
タイトルへは「私のあだ名が“くどはる”でして、910というのは自分のTwitterとかSNSのIDにも入っているんです。910で『くど』で『hr』の部分が『はる』で合わせてくどはるなんです」と、愛称が由来なのだそうだ。そこで写真集に点数をつけてもらうと「1000点満点中で910点です」と、“くどはる”を前面にだしつつ「撮影のときに台風でサボテン畑に行けなかったので、90点はその部分かな。プライベートで行けたらと思います」と、ほほ笑んだ。
年末ということで今年1年を振り返ってもらうと、「地上波の歌番組に出演させて頂いたりとか、芸歴10年以上経ちますけど、新しいことに1番いろいろ挑戦させて頂いたと思います」と、挑戦がポイントになったようで、来年へは「海外の方が自分のファンイベントに来てくださることが増えたので、海外の方にも会えたらいいんと思います」とのことだった。
「普段自分のことを応援してくれる方にも見てもらいたいですし、知らない方にも表紙を観て頂いて気になるなと思ったら買ってもらえたらと思います」とアピールしていた写真集『910hr』は3000円(税抜)で好評発売中!