俳優・柳楽優弥(28)、福田雄一監督(50)が18日、東京・新橋のスペースFS汐留で映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』Blue-ray&DVDリリース/デジタル配信記念イベントに登場した。
2017年の実写邦画NO1ヒットを飛ばした前作に続いて、12月4日までに興行収入36.7億円の大ヒットを記録した本作が同日よりパッケージ版がリリース。柳楽は、本作で“真選組 鬼の副長”土方十四郎と、“ヘタレオタク”のトッシーの2つの人格を熱演した。
会場は、有志の“あかばね”さんという方が配ったオレンジのサイリウムが場内を照らすなかスタート。これに感激した福田監督が「俺達ともらおうよ」と柳楽と一緒にサイリウムをもらって光らせて振りながら柳楽は「“あかばね”氏~!」と呼びかけ、局地的にファンを喜ばせた。
台本をもらったときに、前作よりも新選組の出番が多かったということもあり、柳楽は「トッシーというのが、台本を読んで楽しみになりました」と、喜んだのだとか。
土方十四郎とトッシーどちらが普段の柳楽かという話題になった際には福田監督から「普段格好いい人じゃないので、どっちかというとトッシーで、土方十四郎の方を『こういうトーンで言ってみない?』って促してるくらいで」と、暴露し、柳楽は「監督知ってたんですか!?」と、タジタジ。
福田監督が柳楽のことを知っているのも以前、福田監督の手がけたドラマ『アオイホノオ』で主人公・焔モユルを柳楽が演じたことにある。さらに、福田監督は『アオイホノオ』の撮影の際の思い出を語りだし「ADさんから柳楽くんが、僕から嫌われているんじゃという話をしていると聞いたんです。それというのもムロツヨシとか佐藤二朗が自由にふざけてやっているのに、柳楽くんが自由にやると全部止められるということにあったらしいんです。それを聞いた夜に柳楽くんを焼き肉に誘って柳楽くんそれは違う!と。『勇者ヨシヒコ』シリーズの山田孝之くんも同じことを言っていて、真面目にやればやるほど、一番馬鹿らしく見えるから頑張ってくれという話をしたんです」と、柳楽が感じたものをしっかりと解消したそう。そのおかげで、本作のときには柳楽が自由な演技をして、柳楽は「エミネムのような気分でした」と、うっぷんを晴らすかのようだったのだとか。
ほかにも、柳楽へ本作に伊東鴨太郎役で出演した三浦春馬との話が唐突に振られることに。福田監督が「春馬とはライバルなの?」と問いかけると、柳楽は「超ライバル視してます」と、乗っかりつつ「本当にそういう感じですね。子役時代からオーディションをがっつり取っていくんですよ。僕だけじゃなくていろんな人が思うくらい。そこから同じ高校に行ったりして、年齢が1つ下ということもあって、高校時代はまったくしゃべってません。そうしたらこういう形で共演というのはなかなかないですね。15年前に『岸和田少年愚連隊』以来です」と、意外な関係性を話し、会場を驚かせていた。
最後に福田監督から「3につなげたいなって思っています」と、続編を熱望すると、柳楽も「3お願いします!」と、熱視線を送っていた。
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※クリぼっち回避企画記事はコチラ!(映画『銀魂2』がクリぼっち救済企画敢行発表!トッシーも実況に参加とも)