お笑いコンビ『NON STYLE』の井上裕介(38)、石田明(38)が25日、東京・新宿バルト9で劇場アニメーション『コードギアス 復活のルルーシュ』(監督:谷口悟朗/配給:ショウゲート)関係者向けの完成披露試写会に登場した。
『コードギアス 反逆のルルーシュ』とは超大国ブリタニアの少年・ルルーシュがブリタニア占領下の日本でギアスという絶対的な力を得たことから、仮面の男「ゼロ」として世界を覆す反逆の闘いに身を投じる姿が描かれた作品。2006年から2007年にかけて放送されたTVシリーズ『コードギアス 反逆のルルーシュ』、『コードギアス 反逆のルルーシュ R2』が放送され、大人気となった。そのTVシリーズ全50話を、一昨年から今年にかけ3部作で新作カットを入れオリジナルスタッフを再集結、全編新規アフレコで再構成しこちらも人気となった。そしていよいよ、TVシリーズのその後を描く『コードギアス 復活のルルーシュ』が2019年2月9日から劇場で上映となる。
作品にちなんで、井上はルルーシュがまとうゼロのコスチューム姿となり、石田はヒロインのC.C.の衣装で会場に姿を見せる。ゼロのコスチュームテンションも上がったのか井上は、ビシッとポーズまで決めていたが、石田が「ずんぐりむっくりしてる。スタイルの悪さが目立つ」と、毒づけば、井上は「言うな!」と、少し悔しげだった。
2人のうち、石田はコードギアスをほとんど知らないそうだが、井上は大ファンといいルルーシュをルルと略すほど愛着を見せたり、用語などに戸惑う石田へサラリとレクチャーもしていたが、「コンビ名も“ギアスタイル”に改名したいくらい。ギアスタと言ってもらいたい」というほどの熱の入りよう。
作品についても、井上は「この作品で、ルルの意志が蘇るのか、存在自体が復活するのか。ルルの思いはスザクにすべて託しましたから……。でも、個人的にはちゃんとルルを観たい。ファンとしては楽しみにしたい」と、熱弁で予想していた。
その後、囲み会見では井上に記者から「ルルーシュのキャラになりきって女性ファンにクリスマスプレゼントのような台詞を」と、無茶過ぎる振りがされ、井上が「ルルーシュはそんなこと言わへんもんなぁ」と、頭を悩ませる。
すると石田が「終わったら連絡もらってもええか」と、その場から逃げ出そうとすると井上も「いまから相方が大スベリするところ見ろ!どう立ち回っても大スベリすんねん。それを刮目しろ!相方の大スベリの大立ち回りを刮目しろ!」と、引き止める。石田も腹をくくって残るなか、井上は「我を愛せ!」と、言ってみたもののやはり会場の反応はいまいちと、井上は「大スベリや」と、“火だるま”になる結果となった。
そんな掛け合いをするなかでも井上は、周囲でこの模様を見ていた関係者らへ「疲れているのは分かってます。先日までご苦労さまです」と、労う様子も見せていた。
『コードギアス 復活のルルーシュ』は、2019年2月9日より全国ロードショー!