モデルで女優・本田翼、俳優・岡山天音、声優・宮野真守が26日、都内でドラマ『ゆうべはお楽しみでしたね』(MBS/TBS)制作発表会を女優・芦名星、筧美和子とともに開いた。
漫画家・金田一蓮十郎氏が『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)に連載している同名漫画が原作で、本田と岡山がW主演。人気オンラインゲーム『ドラゴンクエストX』内で女子キャラクターに扮していたオタク男子・さつきたくみ(岡山)が、仲良くなった男子キャラクター・ゴローに現実でのシェアハウスに誘ったところ、やってきたのはイメージとは正反対のギャル系女子・おかもとみやこ(本田)だった……というシェアハウスラブコメディー作品。宮野はたくみが働くアニメイトの店長の大仁田役として実写ドラマ10年ぶりの登場となる。。ちなみに、本田が宮野と共演したことをイベントで話し、本サイトにもどの作品なのかと反響の声が届いていた(本田翼 最近心温まったのは宮野真守との共演!王女様ドレス姿で出川哲朗にあ~んのご褒美)。
まずは第1話が上映。ドラマにはドラクエおなじみのSEや音楽、キャラクターも登場するなどトラクエ感もたっぷりの仕上がりを見せた。
そしてキャスト陣が登壇。宮野が、「こういったドラマの現場と、記者会見という場も経験することはなかなかないので、みなさんと楽しいお話をできれば」と、硬めのあいさつをしていたが、記者から今の気持ちをドラクエの呪文でとリクエストされ「バイキルトですね!宮野が2倍になっています」と、お茶目さ全開のコメントも。
お互いの印象についてトークとなり、本田が岡山のことを「マイペースそうな人だなって思いましたね。そうしたらシンプルに人見知りと知りました」と話していたが、宮野も「確かに僕らも最初のごあいさつ程度で人見知り感があって」と、うなずくことも。
そのまま、宮野が自身のことを、「むちゃくちゃ人見知りです」と、告白。しかし本田が、「ムードメーカーとして盛り上げたいう、噂で持ち切りしたよ」と、逆のことを言い出し、これに宮野は苦笑い。宮野としては、「撮影期間が短くて、僕は2日で撮っちゃうなかで仲良くなれたと思います」と、短期間だったためと理由も話した。
宮野の撮影が終わって以降、本田によると岡山が「マモに会えなくて寂しかったらしいですよ。マモロス、マモロスってずっと言ってました」と、宮野の愛称である“マモ”呼びで表現していたそうで、岡山も「CDや動画を観たりしてました」と、相当に寂しかったことを伺わせた。
そんな岡山に宮野は、「天音くんとのファーストシーンで、すごい可愛い顔するから、可愛いなって思いました。それでほぐされて、その後は、一緒に楽しめたらいいなと思って仕掛けてやろうと思って」と、距離を近づけたのだとか。
近づいた距離を利用してか、演技ではアドリブを振りまくったそうで、岡山は、「1発目から宮野さんのアドリブを待つ時間があって」と証言すると、宮野も「監督がなかなかカットをかけなくて」と、驚いたとも。そのアドリブの内容について、宮野が劇中の台詞で“くさった死体”のことを話すときに、「ドラクエ5のくさった死体を仲間にしたらまずはついてる名前がスミスなんです」とドラクエネタをぶっこんだといい、ほかは「なにかバッサリカットになっている可能性もありますけどね」と、それはドラマを観てのお楽しみになるようだった。
ほかにも、宮野へ本田の印象を尋ねることも。本田は「現場でご一緒したのは一瞬だけだったんです。最初お会いしたときには知らなかったんですけど、友だちとゲームをしているときに共演したと話したら、(ゲーム『キングダムハーツ』の)リクだと教えてもらって!」と、そこからテンションがアガったそうで打ち上げの際には、本田から宮野に積極的に話しかけたといい宮野は「すべてを告白してくれました」と、そのときのことを回想していた。
イベント後半には本田が『ドラゴンクエストX』のどのアバターを使っているのかを当てるゲームに岡山、宮野、芦名の3人で挑戦。結果、関係者のおじさんが操るキャラクターを指名し、3人は苦笑いを浮かべたりと遊ぶこともあった。
最後に岡山から「とてもポップで可愛らしいドラマになっていると思います。個人的には、主人公が勝手にジャンル分けしていたような他人とかかわっていく過程の美しさを感じてもらえれば」と話し、本田からは「疲れた心を癒やしてもらえたらと思っています」と、アピールしていた。
ドラマ『ゆうべはお楽しみでしたね』はMBS/TBSドラマイズム枠にてMBSでは2019年1月6日深夜0時50分から、TBSでは同年1月8日深夜1時28分から放送!
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