ライブイベント『STAGE FES 2018』第1部と第2部が2018年12月31日、埼玉・大宮ソニックシティで開かれ大入り満員のなか、人気作のキャラクターたちが夢のようなコラボを繰り広げ、会場は熱気に包まれた。
『STAGE FES』は昨年初開催。ミュージカル『Dance with Devils~Fermata(フェルマータ)~』、『王室教師ハイネ -THE MUSICAL-』、舞台『KING OF PRISM -Over the Sunshine!-』、舞台『おそ松さん on STAGE~SIX MEN’S SHOW TIME 2~』の4作品がコラボし、ライブビューイング・ニコニコ生放送含め約6万人が参加するなど盛況となった。
今年は舞台『おそ松さん on STAGE~SIX MEN’S SHOW TIME 2~』からおそ松役の高崎翔太、カラ松役の柏木佑介、チョロ松役の植田圭輔、一松役の北村 諒、十四松役の小澤 廉、トド松役の赤澤遼太郎、おそ松/F6役の井澤勇貴、カラ松/F6役の和田雅成、チョロ松/F6役の小野健斗、一松/F6役の安里勇哉、十四松/F6役の和合真一、トド松/F6役の中山優貴。舞台『KING OF PRISM -Over the Sunshine!-』から一条シン役の橋本祥平、神浜コウジ役の小南光司、仁科カヅキ役の大見拓土、太刀花ユキノジョウ役の横井翔二郎、香賀美タイガ役の長江崚行、十王院カケル役の村上喜紀、鷹梁ミナト役の五十嵐雅、西園寺レオ役の星元裕月、高田馬場ジョージ役の古谷大和、氷室聖役の栗田学武、法月仁役の前内孝文、梅津大輝、竹井弘樹、松田健太郎、宮越大貴。ミュージカル『王室教師ハイネ -THE MUSICAL II-』からハイネ役の植田圭輔、カイ役の安里勇哉、ブルーノ役の安達勇人、レオンハルト役の廣瀬大介、ローゼンベルク役の君沢ユウキ、湊 陽奈、酒井翔子、下村彩、熊田愛里、長谷川太紀、仲田祥司、多田滉、吉田邑樹。さらに、2部には舞台『俺たちマジ校デストロイ』から皆瀬 友〈トモ〉役の谷水 力、新名裕輝〈ニーナ〉役の野口稜介、三栗 俊〈メグ〉役の熊谷魁人、鈴城御由〈ミユ〉役の小南光司、芹沢 純〈ジュン〉役の堀 海登、加賀幸彦〈ユッキー〉役の大橋典之が参加し、司会はお笑いコンビ『アメリカザリガニ』が務めた。
昼の部公演では、会場からの大きな掛け声とともに開始までのカウントダウンを終えると、MCの呼び込みで全員が登壇。各作品を代表して、ハイネ役として植田が「声が出ていませんね?教育的指導です!」、一条シン役の橋本が「きょうは1日盛り上がっていきましょう!」、おそ松役の高崎が「エーオ!エーオ!」と海外アーティストさながらのコール&レスポンスとそれぞれのキャラクターの個性を掴んだあいさつで盛り上がる。
最初のコーナーは、『STAGE FES』初の作品横断のゲーム企画『チーム対抗大晦日オールスター感謝祭』から。『ハイネチーム』『おそ松さん・6つ子チーム』『おそ松さん・F6チーム』『キンプリ・エーデルローズチーム』『キンプリ・ステフェス選抜チーム』の5チームに分かれ、各作品にまつわるクイズの回答でポイントを競うことになったのだが、珍回答・迷回答が続出!
キャスト陣のギャップを明らかにするコーナーでは「安達さんは、こう見えてめちゃくちゃナマってます」の発言を受けたハイネチーム・安達が茨城弁で「おめぇらのことが大好きだよぉ~」、エーデルローズチームでは、まるで女の子のように見える星元が「星元さんはこう見えて男らしいです!」との発言をうけて会場に向かって男らしいセリフで呼びかけ両チーム3ポイントをゲット。
「1つのお題から連想するポーズを全チームでそろえよう」では、各チーム間のコンビネーションが問われましたが、“ファンの皆様が大よろこびするファンサービスといえば?”というお題で『おそ松さん・6つ子チーム』『おそ松さん・F6チーム』『キンプリ・ステフェス選抜チーム』北村、和合、小南がそろって“お尻見せ”ポーズで奇跡の一致。“一番お尻が綺麗だから”という理由で、唯一生尻を披露した北村が10Pを獲得することに。
最終問題「今年言い残したことをいっておこう!」では、エーデルローズチーム・五十嵐が「せっかくこんなに×●△……」と大切なところで噛む事態が起きたが、MCより「面白いから100点」という理由でポイントゲット。その後もクイズは続き、最終的には16Pを獲得したハイネチームが優勝・賞品をゲットしていた。
続くライブパートのトップバッター「王室教師ハイネ」では、今年2月から公開を予定している劇場版「王室教師ハイネ」のED主題歌「“友達 以上×敵 未満”」、そしてTVアニメのED主題歌「Prince Night~どこにいたのさ!? MY PRINCESS~」のカップリング曲となる「Willkommen~美しきこの王国(くに)で~」をキャラクター姿&ダンス付きで初披露。全5曲を歌い上げ会場中をペンライトの光で包み、バトンを繋げました。「おそ松さん」ライブパートでは「NO WORKING NO WIFE!」「Magic Night Satisfaction」「“F”→U GO! -Many Money Make You Happy-」「Forever 6ock You」「SIX FAME FACES ~舞台も最高!!!!!!ffffff!!!!!!~」と、今年2~3月に上演された第2弾舞台の新曲を含む5曲を披露していた。
ラストバッターは『KING OF PRISM』。すでに熱気十分の会場に向かって、『ドラマチックLOVE』のイントロが流れると客席からは大歓声が。続く、高田馬場ジョージは「高田馬場で情事しない?」との呼びかけで『恋のストレートフラッシュ』を披露。さらに『STAGE FES』初出演となる氷室聖、法月仁による『TIMELESS IMPACT』、そして「一条シン、プリズムショーいっきまーす!」の掛け声と共に始まった『Over the Sunshine!』ではサプライズ登場したおそ松・一松を一条シンが“シン・無限ハグ”を披露。
おそ松・一松が客席に飛び出して会場中を巻き込んだウェーブパフォーマンスにファンが大興奮したところで、サプライズの特報映像が上映。2019年舞台「KING OF PRISM」プロジェクトの再始動、10月にパシフィコ横浜でのライブ開催決定が解禁されると会場から割れんばかりの悲鳴で湧き、会場には「ありがとう」の掛け声が飛び交い、思わず感極まるファンも。最後は橋本が「僕たちは、これからもずーーと、ずーーとキンプリを愛することを誓います!」と、会場中の歓声に応えながら「Shiny Heart Beat」を歌いあげ、ライブパートは終了となった。
一部公演最後のラインナップでは、高崎が「カラ松のお尻が見れて嬉しかったですか!?…性教育的指導です!」とおそ松らしく呼びかけ、笑いとともに第1部を締めくくった。
※第2部(STAGE FES第2部は橋本祥平、横井翔二郎サプライズ登場やおそ松×F6がコラボも!カウントダウンライブも盛況)へ
■セットリスト
○『王室教師ハイネ -THE MUSICAL II-』
M1:グランツライヒ王国
M2:君は僕のミチシルベ
M03:Willkommen~美しきこの王国(くに)で~
M4:“友達 以上×敵 未満”
M5:Prince Night~どこにいたのさ!? MY PRINCESS~
○『おそ松さん on STAGE~SIX MEN’S SHOW TIME 2~』
M1:NO WORKING NO WIFE!
M2:Magic Night Satisfaction
M3:“F”→U GO! -Many Money Make You Happy-
M4:Forever 6ock You
M5:SIX FAME FACES ~舞台も最高!!!!!!ffffff!!!!!!~
○『KING OF PRISM -Over the Sunshine!-』
M1:ドラマチックLOVE
M2:恋のロイヤルストレートフラッシュ
M3:TIMELESS IMPACT
M4:Over the Sunshine!
M5:Shiny Heart Beat