『クレンリネスブルー(TVアニメ「潔癖男子!青山くん」キャスト)メンバー発表記者会見』が19日に開かれ司会はお笑いコンビ『天津』の向清太朗が務めた。
TVアニメ「潔癖男子!青山くん」は坂本拓氏が『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載している同名漫画が原作。物語は富士美高校サッカー部が舞台。主人公・青山くんはU-16日本代表にも選ばれるほど能力の高い選手だが、潔癖のためヘディングやスライディングなどの泥臭いプレーを嫌うというユニークな設定の学園青春ギャグサッカーもので、今年7月からTVアニメ放送を予定している。
イベント前には主人公の青山くん役・置鮎龍太郎、財前かおる役・関智一、後藤もか役・春野杏の出演が発表されていたが、この日は残りのメンバーが紹介されるものとなった。
イベントが開始となると、向がハリルホジッチ監督のものまねで知られるアリ☆こうた・アリを呼び込み、サッカー風で未発表キャストを発表……するかと思いきや、じゅんいちダビッドソン、アモーレ橋本、浅野智秋がそれぞれ本田圭佑選手、長友佑都選手、香川真司選手のものまねで登場し、ボケまくる3人に場内は爆笑に包まれる。そんな笑いをとったところで、追加キャストとして塚本仁役の阪口大助、坂井一馬役の保志総一朗、吉岡太一役・吉野裕行、石川岳役・杉山紀彰、多田光役・岸尾だいすけが呼び込まれた。
作品にかけた潔癖エピソードについて、関が「飲み物の回し飲みができない」と、プライベートでは自身の演じる財前とは逆であることを告白したり、置鮎は「ものが増え続ける男子なんです……」と、断捨離をしたいというエピソードも。
続けて自身の演じるキャラクターについて深く掘り下げることとなったが、とくに阪口、保志、吉野は富士美高校サッカー部の“3バカトリオ”ということで、阪口が保志をフォローしまくったり、吉野がボケると阪口がツッコんだりと、まるでトリオのようなやりとりを見せ、場内を沸かせることも。
見どころについては、春野が「オープニングとエンディングが好きです」といえば、吉野は「サッカーしているところは観てほしいですね。あとは学園モノですから楽しめるところはいっぱいあると思います」と、アピールすることも。
そんな本作のアフレコへ、置鮎は「比較的近い年齢の面々が集っています。昔はよくアフレコで会っていただろうというメンバーが同じ高校のメンバーだったり、敵対高校のメンバーが色の濃い人が出てきたり」と、置鮎クラスのベテランたちが集まっていると予告。そんなベテランに囲まれた春野へは、ほかのキャスト陣から緊張しない方法などが伝授されていた。
イベント後半では、作品タイトルにかけ自身が「◯◯男子」ということを挙げてもらうこととなり、置鮎は「ダイエットをするすると言ってできてない男子なんです」と、苦笑いしたり吉野が「足首が出ている男子です(苦笑)。まさか前の席に座ると思っていなかったので、足首が見えてしまう格好になってしまって」と、席から立ち上がりズボンをなるべく下に下げようとするお茶目な一面も見せていた。
なお、エンディング曲のアーティストも公開。なんと置鮎、関、阪口、保志、吉野の富士美高校サッカー部が、1970年代の名作ドラマの楽曲『太陽がくれた季節』を歌うことも発表。ロック調にチューンされた熱血な仕上がりを見せていたが、置鮎は、「レコーディング自体はドラマの再放送で知っていた部分もありますし、5人であっという間に終わって」と、名曲だけに息も合わせやすかったようだ。
TVアニメ『潔癖男子!青山くん』は7月2日深夜24時よりTOKYO MXにて、同3日深夜26時29分より読売テレビにて、同4日午後11時30分よりBS11にて放送スタート!