声優・西山宏太朗、大河元気、濱健人、永塚拓馬が8日、東京・TOHOシネマズ新宿でバラエティ番組『セカイ系バラエティ 僕声 シーズン2』(WOWOW)完成披露試写会を住田崇監督とともに開き、『ハライチ』岩井勇気が司会を務めた。
人気声優がドラマやコント、歌などの映像表現に挑むバラエティ番組の2ndシーズン。岩井いわく「イカれたバラエティ」というほどのぶっ飛んでいる感じが売りの番組だ。
カジュアルなジャケット姿で上映前に現れたキャスト陣。永塚は「いつも舞台あいさつは緊張するんですけど、今回に関しては楽しみしかないです」と、待ちきれなかったそうで、西山に至っては、「本当に隕石がドンドン自分に当たってくるような感じで。それが快感というか」と、独特の表現をしてキャスト陣や観客たちを爆笑させた。
作品については住田監督によると、「ほぼほぼ実写にしました。みなさんに演じてもらおうということが念頭にあったので」とコンセプトを話せば「みんな芝居がうまくなってて、みなさん声だけじゃなくても行けるんじゃないかって」と、手放しで褒めるほどの出来なのだとか。
西山はそれほど褒められた理由について「1のときは右も左も分からない感じで、場にも慣れなくて、どう映っているか分から無かったんです。それで、こういうふうになるんだと分かって、2の撮影になると勝手がわかった分、心に余裕ができた感じでした」と、分析。
さらに、住田監督は撮影で大変だったことへ「大変なのはみなさんのスケジュールがないというくらいで」と漏らすと、西山への“集中砲火”がスタート!濱が「西山さんが売れっ子なんで」といえば、永塚は深くうなずき、大河は「さすが売れっ子!ポスターでも扱いが大きいなって」と、イジり倒して西山もはにかむ。
しかし、西山としても、「撮影の前日に友人とか会っているときに、『あしたドラマの撮影なんだよね』と言えるのが嬉しくて。無駄に何回も言ってました(笑)」と、故郷に錦を飾るような気持ちで“自慢”もしていたことを告白し、会場を和ませていた。
ほかにも、永塚が思っていたものとものすごくギャップのある衣装が用意されていて半笑いな感じで戸惑ったことや、濵は“チクビ”の話を連発して観客達を笑わせつつダンスをしてみて「新しい扉が開けたというか」と、新境地を開拓できたと真面目な話もあったりとさまざまなエピソードが飛び出していた。
イベントの終盤には初だし情報として2つの大発表が。1つは主題歌をBOKUKOE(森川智之)が歌う『この声でセカイが守れるなら』となったこと。もう1つは、追加キャストとして声の出演で声優・田中秀幸、中井和哉、登場キャストとして檜山修之が登場することが発表。住田監督によると、檜山が「声優人生でこんな仕事はじめてだと言ってました」と、証言しつつ、「30キャラ演じて頂きました。『ゲーム創世記でも10キャラがMAXだ』と言っていましたが笑顔で帰ってくれて」と、大変だった様子も伺わせた。
最後に「われわれの新しい表情とか一面を楽しんでもらえたら」(濵)、「ほかでは味わうことのできないたくさんの刺激に囲まれていました。大人たちが全力でふざけているなって。隕石のように発散して、笑って頂ければ」(西山)、「コントですけど、『ドラマ撮ってる!役者じゃん!!』という気分でした。1話のなかに、めまぐるしくいろんな作品が打ち込まれています」(永塚)、「僕の出ている作品の中で歌が流れたらパニックになってください(笑)」(大河)とそれぞれアピール。カメラマンからの“はっちゃけポーズ”リクエストにも元気に応じて、最後まで楽しませながら終演となった。
バラエティ番組『セカイ系バラエティ 僕声 シーズン2』は11日よりWOWOWにて全7話で無料配信スタート!