アイドルグループ『AKB48』グループが19日朝、東京・水道橋のTOKYO DOME CITY HALLで『AKB48グループ リクエストアワー セットリストベスト100 2019』を開催。75位から51位までの楽曲を披露し、集まった2000人を熱狂させた。
2008年から開催されている、ファン投票によって選ばれた楽曲をランキング形式でパフォーマンスするというもので“リクアワ”の愛称で親しまれているコンサート。『AKB48』、『SKE48』、『NMB48』、『HKT48』、『NGT48』、『STU48』、『SDN48』のこれまでの楽曲のなかから選出されている。
午前11時から『HKT48』の『隣の彼はカッコよく見える』から。序盤は『ぎこちない通学電車』などスローで聴かせる楽曲が多くランクインされ、ファンを魅了した。
67曲目の『池の水を抜きたい』の直後にMCへ。同曲はメンバーの大家志津香が初センターを務める楽曲で、TV番組『緊急SOS! 池の水ぜんぶ抜く大作戦』(テレビ東京系)で大家の活躍が目に止まり、総合プロデューサーの秋元康氏が書き下ろした楽曲。池の水を抜きそうな特徴的な作業着衣装でのパフォーマンスだったが、大家は「本気で歌うとジーンと来ちゃって。でも泣いたらおかしいだろうと思って……すごく嬉しいです」と、万感といった様子。これに、加藤玲奈は「10年目にして大家さんの後ろで踊るとは思わなかった」とイジると大家は、「れなっち(加藤の愛称)の背中を見ないで踊る日が来るなんて」と、返して場内を沸かせた。
終盤のアンコール2曲目、指原莉乃センターの“恋チュン”の略称でも親しまれる『恋するフォーチュンクッキー』では指原が、「1番ひな壇で頑張っていたメンバーを呼びたいと思います」とHKT48の村重杏奈の名前を曲に合わせてコール!指原は“功労者”の村重にセンターを譲り、その村重はキレたダンスを披露し盛り上げに一役買ったが、「体操服みたいだから、せめてもっといい衣装のときに呼んで!」と、ちょっぴり恨み節もあげ笑いを誘った。
■セットリスト
75位:隣の彼はカッコ良く見える
74位:ぎこちない通学電車
73位:純情ソーダ水
71位:夢へのプロセス
71位:制服を着た名探偵
70位:大人の世界
69位:わかりやすくてごめん
68位:泣きべそかくまで
67位:池の水を抜きたい
66位:サンダルじゃできない恋
65位:抱いてツインテール
64位:“好き”のたね
63位:クロス
62位:ロマンスかくれんぼ
61位:赤いピンヒールとプロフェッサー
60位:恋よりもDream
59位:会いたくて嫌になる
58位:Chain of love
57位:ロマンティックなサヨナラ
56位:友達じゃないか
55位:ジャーバージャ
54位:恋するRibbon
53位:僕だって泣いちゃうよ
52位:虹の作り方
51位:ペダルと車輪と来た道と
EN1:世界の人へ
EN2:恋するフォーチュンクッキー
EN3:少女たちよ
※記事内写真は(C)AKS
※写真を公式写真に差し替えました