映画『そらのレストラン』公開記念舞台あいさつが開催！
俳優・大泉洋（45）、岡田将生（29）、女優・本上まなみ（43）が2日、東京・渋谷シネクイントで映画『そらのレストラン』（監督：深川栄洋／配給：東京テアトル）公開記念舞台あいさつを深川監督とともに開いた。
北海道・せたなを舞台に、「おいしい」を共有しようと、仲間たちとときにぶつかり合いながらも力を合わせて1日限りのレストランを開こうとする物語。大泉は海が見える牧場で牛を育てながらチーズ工房を営む亘理（わたる）役を、本上はその妻・こと絵を、岡田は東京からやって来た牧羊を営む若者・神戸（かんべ）を演じた。
「北海道の大スター」との呼び込みで登壇となった大泉だが、「もう大スターと呼ぶのやめませんか？僕か錦野（旦）さんくらいじゃないですか」と、言い出し笑いを誘いつつ、「洋ちゃん！」コールが起こった際に、「岡田くん！」の声が混じり、「誰だ岡田といったのは！」と、“犯人探し”をして場内は大爆笑！「余韻をぶち壊す舞台あいさつですがよろしくお願いします」と、初っ端から盛り上げた。
続けての本上も「北海道が生んだ大スター」と切り出せば、岡田も真似して、「スターの隣であいさつをできて、輝きたいです……」と言っていたところ、大泉が茶々を入れようとしたがそれを「黙っててください」と、ピシャリと遮り、「スターは黙ってても輝くので」と、ニヤリと笑うと、大泉は悔しげな表情を浮かべることも。
さらに、撮影の思い出について司会が岡田から振ると、岡田は大泉にパスしようとして、2人で丁々発止やりとりを繰り広げ、ついには大泉からやるように言われた岡田が「嫌です！」と、絶叫するほど白熱！
そこから軌道修正して、本上が、「多くの人出会うことができた作品です。涙が出るほど幸せな体験をしたなって思います。あらためて生きることとか、生きるために食べることとか、そういうものをいっぱい考えさせられました」と、真面目に話せば、岡田も、「嫌気の指すような仕事があったときに、そうか北海道に行けば良いんだと思って……」と独白すると、大泉が「えっ、嫌気のさすことがあったの？どの仕事？」という合いの手はあったものの、そこは「言えるはずないじゃないですか」とかわしつつ「現場に行くと素敵な先輩がいっぱいいて、ちゃんと芝居して、一緒にお風呂入って寝てみたいな生活がいままで僕もそういう生活が少なかったので青春をおう歌しているような作品でした」と、共同生活のような撮影をエンジョイしたようだった。
この流れに大泉も表情を引き締め「共演者のみなさんが程よくお馬鹿な方が多くて、みんな面白くて。みんな楽しくて、俺もお酒を持ち込んで、いいお酒だったものでしたら。みんなとんでもない飲みきりまして持ってこなきゃよかっと思って悔しい思いが多いんです。ものを作ってそれがあるということに感謝するようになりましたね」と、しみじみとコメントしていた。
イベント後半には大泉へ7歳になる愛娘から手紙のサプライズがあり、大泉のプライベートの顔がチラリとのぞく展開に、その場でもだえるように聞き入り、この姿に観客たちは沸き返る。しかも大泉は、「もう少し感動的にやってほしいですよ！この手紙朝、妻にはいこれと渡せと言われて、これサプライズのやつだなと思って。そういうのは事前に関係者の人が取りに来てくださいよ！」と、裏事情を暴露して、観客は沸き返っていた。
さらに、福を呼び込むようにと節分に合わせ“チーズ味”のついたパックの豆まきも行われつつ、大泉は「小学校のうちの娘が観ても泣いちゃったと言ってくれまして、それくらいわかりやすいお話です。監督のご両親もいいと言ってくれていたようですし、うちの両親も喜んでくれていました。幅広い層で楽しんでもらえると思いますし、たくさんの方に観て頂ければ。これでほぼ舞台あいさつは終わりですが、可愛く大きく育てて頂ければ」と、決めるところはキチッと決めて、終演を迎えていた。
映画『そらのレストラン』は絶賛公開中！
愛娘から手紙に苦笑い
豆まきも開催
