舞台『イケメン戦国 THE STAGE~上杉謙信編~』(脚本・演出:宮城陽亮)公開ゲネプロが20日、東京・池袋のサンシャイン劇場で開かれた。
本作はサイバードが提供している累計会員数2000万人の女性向け恋愛ゲーム『イケメンシリーズ』の人気タイトル『イケメン戦国◆時をかける恋』が原作。2017年4月に2.5次元舞台として『イケメン戦国 THE STAGE~真田幸村編~』が初演され、本作で第4弾となる。殺陣・ドラマ・ダンスとさまざまに盛り込まれており、原作を知らなくても目を引く演出が満載となっている。
本作では、主人公・水崎舞と冷たい態度の奥に隠れた優しさを見せる上杉謙信が心惹かれあいながらも、敵同士として敵対しまう姿が描かれている。
ゲネプロ前には上杉謙信役の橘龍丸、猿飛佐助役の早乙女じょうじ、武田信玄役の横山真史、真田幸村役の荒一陽、石田三成役の天野眞隆、豊臣秀吉役の滝川広大、水崎舞役の早乃香織、明智光秀役の瑛(あきら)、徳川家康役の木原瑠生、森蘭丸役の星元裕月、今川義元役の竹石悟朗、顕如役の高橋駿一、伊達政宗役の米原幸佑、織田信長役の小笠原健が囲み会見を開いた。
それぞれキャラクターの分かるあいさつをすると、座長の橘は初日をあすに迎え「4回目となりますとキャストの絆だったり、新しいキャストも増えて、より一層パワーアップしたイケメン戦国をお見せできるんじゃないかなと思います。4回目まで来れたのもファンのみなさんあってのことだなと思います。みなさんのご期待に添えるように、戦国ライフを生き抜いていこうと思います」と、さまざまな思いを。
けいこ場の雰囲気へ橘は「勝手知ったるなんとやらで、早乙女じょうじさんをはじめとした先輩方が盛り上げて頂いてね」と、引っ張ってくれたのだとか。さらに橘は天野を見ながら「新しい方もいますし」と、ニヤリと笑うと天野は「4度目ですから!」と、突っ込むなど楽しくイジって和気あいあいだった。
作品の見どころとしては、早乙女は「これまで4回、真田幸村、毛利元就、織田信長1人1人恋愛の仕方が違って、癖があるんです。よく成就するなぁと思って、4回続いていますけど、今回も謙信篇で独特の癖が存分に出ています」とのことだった。
本作は『情熱ルート』『幸福ルート』というマルチエンディングで送るが、相当に話が変わるようで顕如役の高橋駿一は動きも相当違うらしく「体力的には『幸福ルート』の方がしんどいです」と、しみじみ。それでも、心情的なものとかも違うけど、橘くんと殺陣をやるのは楽しいですね」と、楽しみもあるそうだ。早乃も「信長篇以上にルートによって変わります。『情熱ルート』は謙信様無双で、『幸福ルート』はみんなで力を合わせて謙信様を救おうという感じです」とのことだった。
そして橘から「ここまでキャスト全員一丸となって作ってまいりましたので、ぜひとも情熱、幸福ともに楽しんでもらえれば」と、呼びかけゲネプロへと向かっていった。
舞台『イケメン戦国 THE STAGE~上杉謙信編~』は21日から24日まで池袋サンシャイン劇場にて上演!