アイドルグループ『HKT48』の指原莉乃(26)が24日、東京・天王洲 銀河劇場で『=LOVE』姉妹グループお披露目記者会見を開き、新グループメンバーたちと会見に臨んだ。
代々木アニメーション学院と指原が2017年1月からタッグを組んでプロデュースしているイコラブ。そんなイコラブが昨年末から今年1月にかけて姉妹グループオーディションを開催し、その最終メンバーがお披露目されるというもの。
会見では指原からグループ名が“いままでとは違う自分を経験してほしい”という気持ちを込めて『≠ME(ノットイコールミー)』となったことを発表。メンバーは12人となる予定だが、この日は櫻井もも(14)、落合希来里(17)、尾木波菜(15)、蟹沢萌子(19)、本田珠由記(14)、永田詩央里(14)、菅波美玲(19)、谷崎早那(19)、冨田菜々風(18)、河口夏音(17)、鈴木瞳美(17)の11人が出席。(もう1人は後日発表予定とのこと)
それぞれ、自己紹介を始めることに。
鈴木は「特技はピアノと、前髪を上手に作ることです。これからたくさんの方に愛されて、応援したいと思うようなグループになれるようメンバー1人1人の個性を生かしながら精いっぱい頑張ります!」。
河口は「特技は変顔と、お化けのマネと、指の関節が柔らかいことです。私たちのことを好きになってもらえるように、私もグループにとって必要な存在になれるよう精いっぱい努力していきたいと思います」。
冨田は「特技は(お笑いコンビ『野性爆弾』の)くっきーさんの顔マネとダンスです。指原さんのように誰もが知っている国民的アイドルを目指して、個人としてもグループとしても幅広く活躍していける存在になれるように。みんなと“よぼよぼ”になるくらい一生懸命頑張ります」。
谷崎は「特技はアクロバットとイラストを描くことです。たくさんの方に知って頂き、応援して頂けるよう、全力で頑張ります。多くの方に元気な笑顔を届けていきたいです」。
菅波は「特技はエレクトーンとピアノ、テニス、スティッチのものまねとぼーちゃんのものまねです。みんなが心から笑顔になれるようなアイドルになりたいです。これから一生懸命に頑張っていきたい」。
櫻井は「特技は口笛とものまねです。本当に大好きな『=LOVE』の姉妹グループとして、夢をかなえることができて嬉しい。みんなが誰からも愛されるグループを目指して頑張ります」。
落合は「特技はダンスとパンの大食いです。偉大である『=LOVE』さんの姉妹という意識をしっかり持って、これからのアイドル界に旋風を起こせるようメンバー全員で頑張っていきたいと思います」。
尾木は「特技はバトントワリングと側転です。私の夢であり、憧れだったアイドルのスタート地点にいるのが本当に嬉しいです。これから頑張ります」。
蟹沢「特技はお菓子を作ることとアクセサリーのハンドメイド。たくさんの方に愛を届け、そして愛されるよう感謝の気持ちを忘れずに精いっぱい頑張ります」
本田は「特技は粘土です。私のことをグループに選んでくださって光栄に思います。これからたくさんの方に笑顔を届けられるように全員で元気いっぱいに頑張ります」。
永田は「中学2年生で特技はファボットです。不安だけど、周りへの感謝を忘れず、自分らしく楽しんで、周りの方にも楽しんでいただけるよう精いっぱい活動していきたい。もっともっと可愛くてなって、歌やダンスが進化していけるよう絶対に頑張ります」。
と、声を緊張させ初々しさあふれるあいさつ。これに指原は「手に汗握る自己紹介でしたね」と、心配は絶えなかった“親心”をのぞかせつつ、「特技の大半がしょうもなくて、オーディションのときには聞いていなかったので、なんだこれと思ってます(苦笑)。でも、あのときこうだったのと笑って話せるくらい頑張っていきましょう」と辛口のエールを送りつつ、「アイドルという自覚を持ってファンの人と一緒に寄り添って行きましょう」と呼びかけ、11人で「ありがとうございます」と、声をそろえた。
その後、指原とメンバーたちで記者たちの質疑に答えていくことに。今回の経緯を指原に尋ねると、オーディション開始の半年前から企画が動いたそうで、指原は「グループの拡大と勢いを増すために、いつかはと思っていて、運営の方から相談を受けて」。
デビュー日などについて指原は「まだ何も決まっていません。まず合宿などをしてから、まずは『=LOVE』のファンのみなさんの前でお披露目させて頂ければ」といい、リーダーやセンターも「まだオーディションだけでしか会っていないので、これからのダンスレッスンとかを見て決めたいなって」という。
オーディションで決めた基準へは、「もちろん顔が好きというのはあります。(AKB48グループ総合プロデューサーの)秋元(康)さんは、育てていくというのが好きですけど、私は『バリバリできますよ』という子が好きで、どっちかというと、表現とかパフォーマンスができている子の方が多いかもしれないです。あとはミニ・スカートが好きなので、似合うようなキュッとしたスタイルの子を選びました」と、ポイントを。記者から「自分より顔のいい子を選んだ?」との質問も寄せられたが、「もちろんそうです!そうじゃなかったら、合コンの安い女みたいじゃないですか」と、切り返すことも。
指原プロデュース2グループ目ということで、『AKB48』が“48グループ”と呼ばれたり『乃木坂46』や『欅坂46』が“坂道グループ”とひとくくりでまとめるような略称はないかとの質問には、「えーっ!?」と想定外だったようで、記者が試しに「記号グループとかですかね」と挙げてみると「記号グループじゃ格好悪いですよね……“指原チルドレン”で」と言ってはみたものの「ちょっとそこは考えていかないといけませんね。でも、そこって秋元さんが考えたものでもなかったし、ファンのみなさんにこれからつけてほしい」と、ファンにお願いをしていた。
ほかにも、谷崎がオーディションを受ける前から指原の握手会に参加していたことがあるそうで「私が=LOVEさんに入りたいですと言ったら、『いつかオーディションがあればぜひ!』と言ってくれて、ずっと覚えてました」とエピソードがあったこと。河口にお化けのマネ、冨田にくっきーのマネのリクエストがあり実際にやることもあったが、指原が「きょうで最後にしよう。封印」と、さっそく“封印指令”を飛ばしていた。
なお、今後、イコラブと同じく声優としてのレッスンも組み込みつつ「いろんなパフォーマンスをできるように」と、これからも語っていた。
※追記にともないタイトルも変更しました。