『KING OF PRISM ‐Shiny Seven Stars‐I プロローグ×ユキノジョウ×タイガ』(監督:菱田正和/配給:エイベックス・ピクチャーズ)初日舞台あいさつが2日、東京・新宿バルト9で開かれ一条シン役・寺島惇太、太刀花ユキノジョウ役・斉藤壮馬、香賀美タイガ役・畠中祐、十王院カケル役・八代拓、鷹梁ミナト役・五十嵐雅、西園寺レオ役・永塚拓馬、涼野ユウ役・内田雄馬、如月ルヰ役・蒼井翔太が登壇した。
シリーズ累計劇場動員数は83万人を突破した、“キンプリ”の愛称で親しまれているアニメ『KING OF PRISM』の劇場版3作目にして最新作。今回は全4編での連続公開となっており、4月からスタートするTVアニメをいち早く劇場で楽しめるというもの。プリズムスタァと呼ばれるキャラクターたちが“プリズムキング”を目指し、悩みや葛藤を乗り越えていく姿や、圧巻のプリズムショーが楽しめる仕上がり。
上映後、桜とエーデルローズの宿舎の書き割りパネルをバックに開催。作品へ寺島は「本当に面白いですね!」と、満面の笑みで「気づいたら内容とかセリフを覚えるくらいで、10回観ましたけどまだ飽きないです。まだ観たいです!」と、何回観ても色あせないものと猛烈アピール。
内田は客席を見回し、「久々ですけど、相変わらずだなっていうくらい『あははは』となる。これを待ってたんだよというくらい、いろんなキャラクターに寄り添っているのでこんな事を観たかったという場面もありますし、これまでのシリーズを観ている方は、より、より、楽しんでもらえると思います」と、噛みしめるようにコメント。
八代も「3年前劇場からスタートしたということで、劇場でスタートできることが嬉しいです。キャスト・スタッフ陣も3年間の感謝を込められたらなと思っています。それと、思い入れのある新宿バルト9でできるのも嬉しいです」と、しみじみだった。
本作はタイトルにも入っている通り、ユキノジョウとタイガをクローズアップしているということで、斉藤と畠中に感想を質問。斉藤は「いままで各キャラクターのバックグラウンドとか描かれていない部分もあったんですけど、シリーズ通してかかわらせて頂いた身としても、このシーンはこういう思いが込められていたんだと思って。ユキノジョウにかんしてはいっぱいセリフがあってよかったなって思ってます」というと、隣にいた八代は「死ぬほど泣きました!」と言い出し、斉藤は“本当か?”といった感じでジト目を向けると、「本当ですよ!観て頂ければわかります!」と、押し切ることも。
一方、畠中は「タイガの過去が描かれていますけど、プリズムショーがヤバイ激アツです!新曲が何よりスゲー良い感じなので聴いてほしいです!」と、話していた。
そんななか、永塚は「『Shiny Seven Stars』では“わし”ら……」と、自分のことを“わし”呼びしだし、観客・キャスト陣もこれには驚きで「どうした!?どうした!?」「えっ、わし!?」「キンプリ劇場公開より“わし”が上に来ちゃう!(笑)」と困惑の声とともに場内は大爆笑で永塚は恥ずかしげ。
五十嵐といえば相変わらずの身振り手振りを交えた熱いプレゼンをはじめ「本当にこの作品、みなさんとともに成長しているし、作品の濃さもそれに伴って変化しているのをフルに感じますね。われわれは最終話まで“アレコレ”ですけど(笑)。1話1話が本当に凝縮されていて、みなさんの声がいっぱい詰まってます!みなさんが主役ですから!」と話し、この感想を求められた寺島は「“わし”らとしてもすごく……雅さんが言った言葉がすべてですね」と、さっそく“わし”を入れ込み話していた。
最後に1人1人からメッセージが。
内田は「キンプリの世界がグググっと広がっていきます。魂込めて作りましたので、みなさんで声を出してキンプリの世界に入り込んで頂けたら嬉しいです」。
永塚は「『Shiny Seven Stars』では、1話1話推しのスターがいる方、その回ごとに観れます見れますし、その推しの……“わし”じゃないですよ!推しの格好いい姿が毎回観れて、色とりどりな作品になっていると思うので楽しんで観てもらえれば」。
五十嵐は「あらためてキンプリという作品はジャンプと声援が素晴らしいと思います。みなさんの声援あっての……」と話していたところ、マイクの音声が切れてしまい「地声でいきまーす!」と叫んで笑わせる。続けて、「とにかくその2点です。みなさんに伝えたいことは山程ありますけど、だけど本当にありがとうの一言じゃ収まらないですけど……」と、言葉に詰まっていたところ客席から「収めてー!」との声がかかり、全員大爆笑となりながら追い詰められた五十嵐は「みんなでジャンプしてこうぜー!」と、絶叫して締めた。
八代は「とにかくここまで、届けてくれてありがとうございますいうことと、自信を持って観てだける作品ができましたのでよろしくお願いします!」。
畠中は「待っててくれてありがとうの言葉に尽きます。これを届けられた日には、きっともっともっと感謝の思いとかも届けられると思うので、この映画を観て広めてもらいたいと思います」。
斉藤は「われわれはプリズムの煌めきをお届けするということを目的に励んできました。誰もが最初から輝ける訳ではないと思います。輝くために必要なのは雅さん風に言えば、ジャンプするためにかがまなければいけないというのもあります。苦しみや挫折を乗り越えた後に、各キャラクターたちが跳ぶ最高のジャンプを観てもらえれば」。
寺島から、「演者もスタッフさんも一丸となって最高のジャンプを作品に込めました。僕たちからの最高のお返しを受け取ってもらえれば!今年1年はキンプリ一色に!キンプリからなかなか逃れられないと思いますから、ガッツリ楽しんでください!」と、呼びかけ和気あいあいと終演を迎えていた。
『KING OF PRISM ‐Shiny Seven Stars‐I プロローグ×ユキノジョウ×タイガ』は全国32館で公開中!
※蒼井翔太のコメントなどはコチラ!(蒼井翔太 キンプリ初日に初参加も1人「いまにもライブしそう」な衣装に照れ笑い!「愛を全力で詰め込みました」)