“ももクロ”の愛称で親しまれるアイドルグループ『ももいろクローバーZ』の百田夏菜子(24)、玉井詩織(23)、佐々木彩夏(22)、高城れに(25)が6日、都内ホテルで『ラジスマ発売開始記念式典』に登場し、司会はTBSの宇内梨沙アナウンサーが務めた。
日本民間放送連盟ラジオ委員会主催。FM放送とインターネットラジオを切り替えてラジオ番組を聴くことができるスマートフォン、通称“ラジスマ”が2019年春から使えることをアピールするもの。日本初のワンタッチで「放送」と「通信」を切り替えられることが特徴で、「放送」にすれば「通信」のときのような遅延なく楽しめたりFM放送受信なら省電力となり、「通信」ができなくてもチューナーモードで起動もできたりと、状況に応じていいところどりの使い方が選べる。その手始めにラジスマが使えるスマートフォンとしてNTTドコモ『らくらくスマートフォンme F-01L』とau『URBANO V04 by KYOCERA』の2機種が2月より発売されている。ももクロはこのPRソング『ラジスマ’19』を担当する。
ステージ衣装で登場したメンバーたち。ももクロといえば、2012年からラジオ番組『ももクロくらぶxoxo』(ニッポン放送)を担当しており、百田は、「7、8年前からラジオにかかわらせて頂いていて、番組を始めたときは、目の前にお客さんがいないので、どうお話していいかわからなくて。その場でお話するというのが新しい感覚だったんです。でも、今はTVより身近に感じられるというか、近くで聞いてくれているんだなと感じたり、よりリラックスした感じがあるのではないかなと思っています」と、番組への気持ちを。
玉井はといえば、TVとの違いへ、「見られてないという安心感でしょうか。視線がないという分、リラックスして話せるかなって。私達のラジオは楽屋で話しているようなテンション感でやらせていただいていますので」というと、佐々木が引き取り、「楽屋をそのままお届けしているんです。靴を脱ながらやったりとか、落書きしながらとか(笑)。私達の素の部分というか、私達もすっぴんでやるので、雰囲気を知ってもらって、私達のことを好きだと思ってもらえたら嬉しいなと思います」と、アピールした。
一方、高城はグループでのラジオ以外でも冠番組『高城れにの週末ももクロ☆パンチ!!』を持っているが、「TVは画で見てですけど、ラジオは画がないので、イメージが広がるのを感じています。自分のレパートリーが増えるんじゃないかなと思います」と、想像力を刺激されるそうだ。
そして、PRソングとしてももクロが歌う『ラジスマ’19』も披露へ。ただし、会場にはファンではなく、スーツを着た報道陣が大挙しているということもあり、「なかなかなアウェー感!」「スーツでかしこまってる!」「緊張感がある!」と、恐縮気味。とはいえ、ノリのいい関係者が多いのか、この4人の姿に万雷の拍手を送って励まし、4人にも笑顔が戻るなか、古くて新しい『ラジスマ’19』をスタンドマイクで披露し、大盛り上がり。
こちらはピンクレディーの『カルメン’77』が原曲となっているだけに、百田は「個人的には同じ静岡出身なので、今回歌わせて頂くことを嬉しく思います」と、笑みを見せた。
その後、TBSラジオから『蓮見孝之 まとめて!土曜日』のパーソナリティ・蓮見孝之、文化放送から『おはよう寺ちゃん活動中』のパーソナリティ・寺島尚正、ニッポン放送から『飯田浩司のOK!Cozy up!』のパーソナリティ・飯田浩司、エフエム東京から『スカロケ ニュース調査部』のパーソナリティ・鈴木晶久、J-WAVEから『SATURDAY NIGHT VIBES』のパーソナリティ・DJ TAROも駆けつけ、寺島は、「ももクロがやってくれたら万々歳です」と、迎え入れたり、飯田は「『ももいろクローバーZ』の華やかさを吹き飛ばすような感じで」と、苦笑いしたりと、楽しい雰囲気をしっかり残していた。