アイドルグループ『欅坂46』の平手友梨奈(17)、女優アヤカ・ウィルソン(21)、ボーカルダンスユニット『M!LK』で俳優・板垣瑞生(18)が6日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで映画『響 -HIBIKI-』Blu-ray&DVD発売記念 スペシャルトークショー付上映イベントを月川翔監督とともに開いた。
平手が初出演にして初主演を務めた映画『響 -HIBIKI-』がBlue-ray&DVDのパッケージ版となって6日より発売!“天才”女子高生小説家・鮎喰響(平手)が、世間や慣習に囚われた建前をかざす大人たちの常識を壊し、多くの影響を与えていくドラマが描かれる。
赤のチェックのロングジャケットとスカートを合わせて登場した平手は、16倍という倍率から当選したラッキーなファンが集まっているということで、「久しぶりにお会いできて嬉しいです」と、笑み。
キャスト陣へはいまだに役名で呼ぶという平手は、「(アヤカが演じた)凜花は凜花だし、(板垣が演じた)涼太郎は涼太郎だし。監督は監督だし。あっ、響だなって感じます」と、懐かしげ。さらに、平手は2人の呼び方へ「変わらない気がします」と、しみじみ。
3月1日に開催祭された『第42回 日本アカデミー賞』では、本作にて平手は新人俳優賞を受賞し壇上にも立った。このことへ、「まだ全然実感が湧いていなくて。でもすごくありがたいことだなと受け取っています」といい、「おめでとうと声をかけてくださる方もいました」と、反響も語った。
イベント中には板垣がイジられまくりの展開に。月川監督によると、楽屋で平手から1度は会場を笑わせるよう“指令”が下っていたのだとか。しかし、この日の板垣が振るわずなのか“不発”で、会場もポカーンとしてしまう一幕があり、その会場の静まり具合がツボに入ったのか、平手はアヤカにもたれかかって肩を震わせ、必死に笑いをこらえる姿を見せたり、決まっていた立ち位置を行き過ぎてしまった板垣に笑いが集まっていた。
そして、これが映画『響 -HIBIKI-』としては最後の活動となるということで、月川監督から3人へ“卒業証書”が手渡されることに。平手へは「撮影からさらにDVD発売プロモーションに至るまで精いっぱい力を注ぎ、あなたのその妥協なき姿勢は作品の精神へと大きく貢献しました」と、などとメッセージがしたためられた賞状となり、合わせて「仕方なくこうしましたというところがないくらいにできたのに感謝します」と、口頭でも伝えるほど、全力で取り組んでいたことが伝わるものに。
これに平手は、「監督とは話すことがないくらい、たくさんしゃべって意見を言ったので、すごくいい経験をさせて頂きました」と、月川監督の言葉通り妥協のない姿を見せていた。
最後に平手から「響を観て、響のことを好きになってくれたら嬉しいなと思います」と、アピールしていた映画『響 -HIBIKI-』Blu-ray豪華版は7800円で、DVD豪華版は6800円、DVD通常版は3800円(それぞれ税別)で小学館より発売!