ジャニーズJr.の林翔太(29)、俳優・松岡充(47)、大澄賢也(53)、女優・マルシア(50)らが9日、東京・よみうり大手町ホールでミュージカル 『ソーホー・シンダーズ』(演出:元吉庸泰)フォトコールを開いた。
ミュージカル『メリー・ポピンズ』の追加音楽を手掛けたことで知られる作曲家ジョージ・スタイルズと、作詞家アンソニー・ドリューのコンビによって描かれた作品で、ロンドンの街・ソーホーが舞台。洗濯屋で働く青年・ロビー(林)と、ロビーの恋人で市長選立候補者のジェイムズ(松岡)が紡ぐ“真実の愛”を爽やかに描く現代版“ボーイズ”シンデレラミュージカルとなっている。
フォトコールでは、序盤が公開となりソーホーの街の様子や、ロビー、ジェイムズの置かれている状況。ロビーとジェイムズが寸暇を惜しんで逢瀬を楽しむムーディーな姿などが描かれた。
終了後に林、松岡、マルシア、大澄、本吉氏が囲み会見を開催。初日を直前にして林は「やっと来たなという感じです。楽しみにしていたのでファンも楽しみにしていたと思いますが、それ以上に僕たちのほうが楽しみです」と、役のような爽やかな笑顔を見せ、演じるときのことへ「心をピュアに、ロビーになりきろうと思いました」と、話す。
松岡はそんな林を見ながら「林翔太の雨に濡れた子犬感がすごいです!ハグしたくなるんですけど、爽やかで清潔感があって」と、表現して笑わせたり、「真面目すぎるから汚そうと思って」と、思いたくなるほどなのだとか。
さらに、松岡について林は「ハグしたときの安心感が。初めてお会いしたときから王子様で」といえば、松岡は林がさまざまなキャラクターとハグが多いということで「すぐハグするんですよ!」と、“嫉妬の炎”を燃やすことも。
元吉氏は、このキャスティングへ「ぴったりすぎて恐いぐらい。みんな作ってきてくれて、大澄さんはアップのときから、ロビーへの思いがあふれていました」と、ハマっていると太鼓判だった。
また、劇中では洋服のフードをかぶって2人キスしているように見えるシーンもあるが、松岡はそのシーンへ「ぶっちゅーとやってくる。ちゃんと“奪って”くるんですよ。ビックリするぐらい」といえば、林も「もしかしたら見えるかも」と、心配(?)も。この様子に記者から公演が全部終わった後に本当のラブが始まってしまうのではとの声も寄せられたが、松岡は「公演が終わったら泣くかも」といい、林も「先日でも、けいこが終わって帰ると、みんなに会いたいと思うんです」と、早くも『ソーホー・シンダーズ』ロスを心配していた。
林が、そんな役に全力で入れ込んでいるのも「存在感の多い方ばかりなので、主役として存在感を、負けないくらいの存在感を出してやりたいと思います」と、チラリと本音が覗くこともあった。
そして林から「ロビーとしてのピュアな部分とか、歌で感情を出しているシーンもあるので林翔太として殻を破れた部分をお見せできるのかなって思っています。観に来てくれた人たちが笑顔になって帰ってくれるような、日常のなかで何かと思ってくださると、嬉しいなと思います」と、PRしていた、ミュージカル『ソーホー・シンダーズ』東京公演は9日から21日までよみうり大手町ホールにて、大阪公演は23、24日に森ノ宮ピロティホールにて、金沢公演は26、27日に北國新聞 赤羽ホールにて、愛知公演は28日に刈谷市総合文化センター アイリスにて、神奈川公演は31日にやまと芸術文化ホール メインホールにて上演!
■出演
ロビー:林翔太(ジャニーズJr.)
ジェイムズ・プリンス:松岡充
ウィリアム・ジョージ:東山光明
マリリン・プラット:谷口あかり
サーシャ/語り:西川大貴
ヴェルクロ:豊原江理佳
クローダ:菜々香
ダナ:青野紗穂
サイドサドル:マルシア
ベリンガム卿:大澄賢也