俳優・山本耕史(42)、佐藤流司(24)、藤井隆(47)、八嶋智人(48)、女優・松岡茉優(24)らが10日、東京・TBS赤坂ACTシアターで愛のレキシアター『ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ』(原案・演出・上演台本:河原雅彦)フォトコールを開催した。
ミュージシャン・池田貴史のソロプロジェクトである“レキシ”の楽曲が元になっている作品。“レキシ”の楽曲『きらきら武士』や『狩りから稲作へ』など、1度聴けば忘れられないユニークな楽曲が、河原氏の手でミュージカルとして上演される。
初日を直前にして、山本は、「ここまであっという間という感覚と、やっとこの日がという感覚の2つがあります。何よりもレキシさんの曲ですし、賑やかなメンバーなので、楽しむことが1番望みです。頑張ります」と、まずはごあいさつ。
松岡は、「1月中旬からおけいこをしていたので、みんなと仲間というより、遊んでいるみたいな感覚でおけいこも過ごしていました。記者のみなさんに集まって頂くとお仕事が始まるなという気持ちがしています」と、緊張もなく八嶋も、「この並びで楽しくないものをやっているとなったら『はあ!?』となると思います(笑)。みんなでワイワイ最後までと思っています」と、アピールした。
舞台については、「カオス!」というキャスト陣。佐藤は「舞台上には現れないト書きとか、ナレーションの部分にも面白い部分があって、台本を読んだときも笑わせてもらいました」というもの。
舞台上ではキャスト陣が歴史上の人物など何役も演じることが特徴。主人公の織田こきん、土方歳三、源義経、中臣鎌足などを演じる山本は、かつて大河ドラマ『新選組!』で土方歳三役を演じたこともあるだけに「昔ドラマで演じたことがありまして。その役で出てくるというのはフィードバックしてくるような感じもしています」と、感慨深げだった。
松岡は9役を演じるといい、そのなかでも、「まさか人生で沖田総司をやると思っていませんでした。青い羽織でネイルしながら刀をと人生で起こると思いませんでした」と、新鮮な驚きがあるようだった。
一方、源ヨシツネ、森蘭丸、土方歳三、蘇我入鹿を演じる佐藤は「けいこでも、ゲネプロでも袖にいるときに誰よりもたくさん笑わせて頂いています。面白い作品だなと思います、大好きな刀をブンブン振り回していきたいと思います」と、ミュージカル『刀剣乱舞』の加州清光役を演じている佐藤らしいコメントで意気込んでいた。
「観れば分かります!いろんな人が楽しめる作品になっているのではと思います。肩の力を抜いて楽しんで遊園地の中に入っていくような感じで楽しんでもらえれば」とキャスト陣が声をそろえた、愛のレキシアター『ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ』東京公演は10日から24日までTBS赤坂ACTシアターにて、大阪公演は30、31日に大阪・オリックス劇場にて上演!
■スタッフ・キャスト
原案・演出・上演台本:河原雅彦(たいらのまさピコ)
振付:梅棒
山本耕史、松岡茉優、佐藤流司、高田聖子、井上小百合(乃木坂46)、前田悟、浦嶋りんこ、山本亨、藤井隆、八嶋智人、梅澤裕介、遠山晶司、楢木和也、野田裕貴、巽徳子、YOU、碓井菜央、佐久間夕貴、五十嵐結也、カイル・カード、サラ・マクドナルド