『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars- II カケル×ジョージ×ミナト』(監督:菱田正和/配給:エイベックス・ピクチャーズ)初日舞台あいさつが23日、シネ・リーブル池袋で開かれ一条シン役・寺島惇太、鷹梁ミナト役・五十嵐雅、西園寺レオ役・永塚拓馬が登壇した。
シリーズ累計劇場動員数は83万人を突破した、“キンプリ”の愛称で親しまれているアニメ『KING OF PRISM』の劇場版3作目にして最新作。今回は全4章での連続公開となっており、4月からスタートするTVアニメをいち早く劇場で公開するというもの。その第1章となる『KING OF PRISM ‐Shiny Seven Stars‐I プロローグ×ユキノジョウ×タイガ』(舞台あいさつ記事:キンプリ初日開催で寺島惇太ら8人で和気あいあいな舞台挨拶!斉藤壮馬「死ぬほど泣きました!」という八代拓へジト目で詰め寄る)が今月2日に公開を迎えたが、興行収入が1億円を突破し、観客動員数は6万人を超える大反響となっている。作品は、リズムスタァと呼ばれるキャラクターたちが“プリズムキング”を目指し、悩みや葛藤を乗り越えていく姿や、圧巻のプリズムショーが楽しめる。
永塚は2章となる本作へ「それぞれのキャラクターにスタァの在り方を感じました。さまざまなスタァがいるんだなとあらためて思う2章だと思います」と、しみじみ。
本作には五十嵐が声を当てるミナトにスポットが当たる回もある。これに、五十嵐は「本当に感謝感謝の回でした」としみじみ。また、五十嵐は「(セリフの)掛け合いが面白くなってきました。いろんな芝居のスタイルがあって、こういう楽しみ方があるんだ、伝えられ方があるんだということを、みんなに教えてもらいました」と、得るものが大きかったという。寺島もそんな五十嵐の姿に「いろんなミナトと五十嵐さんの姿が見えた」と、新鮮な気持ちになることもあったようだった。
そんな五十嵐は、舞台あいさつで毎回自由なトークをしてファンと楽しませているが、今回は寺島に向かって“気持ちを代弁してよ”と無茶振り!寺島は、渋々といった表情を浮かべつつ、「これまでミナトは謎が多いキャラということで、料理ができるので食事係という姿もありましたけど、なぜ彼がプリズムショーをやっているのか、家族はどういう構成なのか、どんな思いがあってエーデルローズにいるのかなどが明かされるかもしれないです。彼もただ穏やかでいいお兄さんなわけではなく、葛藤もありつつ、成長もありつつ、そういう気持ちを(五十嵐)雅がプリズムショーの曲にも込めましたので、歌詞にも注目していろんなことを感じ取って頂けたらと思います」と、完璧な代弁。
これに、五十嵐は、大興奮といった様子で「すげー!」と歓声をあげ、会場からも拍手喝采。「言えない部分も言ってくれた!さすが惇ちゃん!勉強になりました」と、満面の笑みを浮かべた。
壇上では現在、TikTokにアップロードされている『Shiny Seven Stars!』の振付動画についてもトーク。寺島は「結構難しかった」と苦笑いを浮かべ、「僕たち頑張って覚えました」と、コメント。五十嵐も「おじさん、大変だったよー」と笑うと、会場からも笑いがこぼれていた。
寺島は最後に「これまで以上にキャラクターのことを好きになってくれたらと思います」と、思いを伝え、拍手に包まれるなか舞台あいさつは終演となった。
『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars- II カケル×ジョージ×ミナト』は公開中!