タレントで俳優・稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(42)、香取慎吾(42)が24日、東京・駒沢オリンピック公園で開かれた『パラ駅伝 in TOKYO 2019』のフィナーレで歌唱ステージを披露し集まった1万7500人の観客とともに楽しんだ。
『パラ駅伝』は、さまざまな障がいのあるランナーや健常者のランナー9人(伴走ランナー1人含む)がチームを作り、タスキをつないで合計18.736キロを走ってゴールを目指すパラ駅伝が4度目の開催。3人は2017年11月に日本財団パラリンピックサポートセンターのスペシャルサポーターに就任しており、パラ駅伝2年連続での出演となる。
草なぎは、パラサポのスペシャルサポーターを務めているのはもちろんのこと、20組出場チームの1チームとして、『フィッシャーズ』のシルクロード、マサイ、ぺけたん、ダーマ、モトキ、ザカオ、ンダホ、タレント・稲村亜美とともに『チーム i enjoy!』として参加。
4区で息を切らせてフラフラになりながらも熱意を見せた草なぎ。ただし、この結果は自分自身納得できるものではなかったようで、トレーニングへ「今日からやります!自分自身と向き合って。年々衰えていくわけなにはいかないので」と、意気軒昂な姿を見せ、SNSのハッシュタグなどを作り出して楽しげにしていた。
その『チーム i enjoy!』は20位と最下位となったが、アンカーを務めた『フィッシャーズ』のンダホへは、『フィッシャーズ』のみならず会場中から温かい声援が送られるなかゴール。草なぎは「みんな自分の実力を精いっぱい出し切っているので、とてもいい気持ちですし、自分と戦うことが大事だと思いました」と、総括し、稲垣も香取も「みなさんの応援のおかげです!」と、ファンたちへお礼した。
表彰式では、3人とプレゼンターたちが笑顔を浮かべながら、交流する姿を見せつつ、そのままフィナーレ。ステージ衣装に着替えた3人から観客たちへ向けて歌のプレゼントとなり、1曲目の『#SINGING』をダンスと歌唱で魅せた後にMCへ。
稲垣は「この場で歌いたい曲があります。『雨あがりのステップ』です!昨年パラ駅伝で披露させて頂きましたが、深いつながりがあります!」というと、香取が引き取り、「楽曲をリリースしてから約4ヶ月間で10万人にダウンロードをして頂きました。その売上をすべてパラサポに寄付させて頂きました。みなさんの思いをパラスポーツの寄与につなげることができました」と、お礼し、香取が「これからもパラスポーツを一緒に盛り上げましょう!」と、呼びかけた。
爽やかな楽曲を歌い終えると、3人とも笑顔を浮かべ時折、客席へ手を振りながら帰っていくこととなった。
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